現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

終盤の田植えに向けてあれこれ

26日(月)
朝。五本目の苗代のトンネルを取る。まだ少し苗は短いのだが、もう5月も終り近い。気温も上がる時はぐんぐん上がるので、取っておいたほうが無難かとはずすことにしたのだ。
それから曲がってしまっていた畦塗り機のスタンドの所を近所の鉄工所で直してもらう。でもキャスターのベアリングも壊れていた。うーむ。キャスターは交換しなくては。


27日(火)
永田照喜治『長田農法の原点 食は土にあり』読了。痩せた土地に少量の液肥、できるだけ農薬は使わない、原生地に近い環境の再現。話はよくわかります。おもしろいです。おいしい野菜や米が出来たとして。収量はどうなのか、同じようにできたとして、おいしくて値段の高いその野菜や米の売り先はどのように探すのか。いつもそのあたりにモヤモヤ感が残る。

6月に植える田んぼのこなしをする。菜の花の緑肥の田んぼも4月の7日にすき込んで一カ月半。土の中で分解も進んでいい肥料になっているのではないかと期待している。


28日(水)
次男が今日はお泊まりで荒神山少年自然の家で研修してくるという。うーむ。
6月に植える苗の様子も安定していたようなので、足らないかもしれない、と残しておいたプール育苗の苗も必要がないだろうということで、プール育苗の苗代を撤収する。木枠をはずしてビニールをはずす。この後の田植えに備えて田を起して水入れ一気にこなしまでする。


天気予報通り、午後から曇り、風も少し強くなってきた。夜から雨という予報です。明日は雨か。夕方、レンタル屋さんでインディージョーンズシリーズを借りてくる。
昨日今日と父が麦の畦畔の草を刈ってくれている。麦も少し色づいてきた。一カ月ほど経てば麦の刈入れだ。