現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

籾擦り稲刈り新井白石たのしいCocoa [Leopard対応版]

朝から晴れ時々曇り。
朝、目が覚めると乾燥機が動いていると思ったら、母が昨日乾燥の終わった籾をタンクにあげていた。6時である。やれやれ。起きてすぐに籾擦り。8時頃に終了して、ヌカ捨て。昨日の突然の5分間の激しい雨で、帰りに田んぼを一回りしたら、あちこちでコンバインに様々な色のシートがかけられていた。みんなあの雨で慌ててシートをかけたんでしょうね。
9時半から稲刈り。昨日中断したところの続きから。まだ藁が充分には乾いていないのでゆっくりコンバインを動かしていく。昼前に急に空が暗くなって、冷たい風が吹いてまた雨かと思ったけど、すこししょぼしょぼと3分ほど降っただけで終わってくれた。ありがたいことです。で、午後もどんどん稲刈り。大気は不安定、との予報なので、母が弁当を作ってきてくれたので、昼にも家には戻らずに、どんどん稲刈り。15時まえに終了して籾を乾燥機に入れ、シャワーを浴びて、注文をいただいてたところへ新米を精米して持っていく。まだ僕は食べていないのだけど、精米して白米にしても、とってもきれいな米でありました。お届け先では「一昨日刈り取ったばかりの新米なので、炊く時の水は少し控えめに」と一言添えました。


このところ枕頭本は『藤沢周平全集22巻』の「市塵」。新井白石のお話。高校生の時、岩波文庫で『折たく柴の記』を読んだはずなんだけど、どんな話だったかさっぱり覚えていない。儒学者と思っていたけど、要するに政治顧問だったのですね。今Wikipediaで調べたら正徳の治とか出てきて、ああ、習ったと思い出したけど、日本史の教科書には正徳の治はどう出ているのだろうか?忘れてしまっている。って当然か。
四書五経なんかで伝統的な政治の仕組みや式典やら将軍家の振る舞い方を指南していたんでしょうけど、四書五経というか礼記というと鄭玄とか孔穎達の注疏を思い出すのは、昔、『十三経注疏』に慣れ親しんだからだろうけど、慣れ親しんだと書いたわりには、すっかり忘れてしまっているのは、どうしたことだと書きたいけど、まあ、百姓仕事に日々追われているわけだから、しょうがない、とも言えるかな。


『たのしいCocoa Leopard対応版』が発売になるようですね。うーむ。プレゼント企画もあるのか。
いや、実は木下誠さんの『たのCoco』は持っているのだ。たぶん発売と同時に買ったはずなのだが・・・。まともに読めていないのが恥ずかしいところ。そうか[Leopard対応版]が出たのか。僕のようにHyperTalkやAppleScriptでプログラミングに足を突っ込んだものには、Cocoaは少々敷居が高いのだが、あの頃のように思いついてはコードを書いてみたいという気持ちはまだまだある。プレゼントに当たるといいんだけど。でもなんだなぁ、今普通に使うアプリでHyperTalkやAppleScriptに近い感覚で触れるのはファイルメーカースクリプトのような気がする。ほんとはpythonと言いたいところなのだけど・・・。