現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お市マラソンと昼食に玄米を炊いて食べること

今日はお市ラソンに奥さんと次男次女が走ってきた。奥さんと次女はファミリーコースの2kmを一緒に走り。次男は小学生の2kmに出場。次男は今年から年齢制限でファミリーコースに出られなくなったので、去年まで一緒に走っていた僕があぶれてしまった。いやはや。三人とも楽しく走って完走したようだが、参加賞もなんだかつまらない履袋になったし、参加選手に供される会場の屋台のうどんもファミリーコースで二人の参加なので去年までは二杯のチケットだったのに、今年は一枚しかついてこなくなったり、うちの奥様は「どういうこと!?」とおっしゃっていましたぜ。参加賞とうどんについて、長浜市は今後よく検討するように。


辻井農園のお客様から完全無農薬有機栽培米を玄米で送って欲しい、と注文があった。去年も玄米の注文が1件あったんですけど、久しく食べていないので母に土鍋で玄米を炊いてもらった。僕が小学生から中学生の昔、うちの家では圧力鍋で玄米を食べていたんです。どこからか玄米食の評判を聞いてきて母がよいと思ったのでしょう。5年ほどは家族で食べていたのですが、給食にご飯を持っていくようになって、だんだん白米に戻ってしまったのですが、母は土鍋でひとり分だけ炊いて食べていたりしました。それで母に炊き方を少し説明してもらいながら久しぶりにお昼に土鍋で炊いてもらったのでした。


1.土鍋に一つかみほどの玄米を入れ水で洗う。洗いすぎると栄養分が逃げていくような気がするし、ざっと洗う程度でかまわないらしい。
2.一晩、水に浸けておく。(一晩というのは7時間ほどらしい。急ぐ時なら1時間ほどでも、まあ、よいらしい。ちなみに今日は1時間半ほど浸けておきました。)
3.水の量は母の場合目分量でしたが、1合に300ccほどのようです。
4.火にかける前に塩を一つまみ入れる。玄米の甘味が引き立つのだとか。
5.火は最初強火で湯気が吹き上がってきたら弱火にする。
6.炊き上がりは量にも寄るのでしょうけど。30分か40分か、炊き上がりは匂いでだいたいわかるらしい。
7.火を止めても15分ほど蒸らしておく。
8.冷めると食感が下がるので、暖かいうちに食べきるようにする。食べきれる分だけ土鍋で炊く。よく噛んで、何度も噛んで食べるように。


というようなことでした。
いただきました。ぷちぷちと玄米特有の米の皮(?)の触感。うまいのかどうなのか。味塩を少し振ってみたり。やっぱりうまいのだろうな、二杯半もお代わりしてしまった。ちょうど帰ってきた長女に『無農薬の玄米ご飯や!食べてみぃ」というと、給食でたまに発芽玄米のご飯がでるそうだ。「けっこう好きやで発芽玄米ご飯」というではないか。それなら給食のと比べてみて欲しいと食べてもらう。「おいしいけど、ちょっとプチプチした感じが家の方が強いかも」という感想。うーむ、発芽玄米恐るべし。しかし給食に発芽玄米などという凝ったものを供するなんて、長浜市もなかなかやるではないか。Wikipediaで発芽玄米を調べてみたのだけど、うちのお米も温度は低めだけど乾燥機で加熱乾燥しているので発芽しない可能性はありますね。


しかし、玄米食の歯触りやら風味やら高い栄養価を楽しんでおられるような方には無農薬有機栽培米「コシヒカリ」がおすすめです。とプッシュする宣伝モードなのでした。