現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ぐっと気温が下がって木枯らし一号が吹く

ナタネの発芽

25日(月)
なんだか今日も1日、強く降ることはないけれど、雨が降ったりやんだり。
雨がやんでいる間に先日播種したナタネの圃場を見に行くと、小さいナタネの芽が出ているところがあった。四つ葉のように見えるけれど、これで双葉なんですよね。昨日今日の雨がよかったか。どんどん大きくなってほしい。


先日送られてきたDVD『赤木さんの菜の花緑肥稲作 除草いらず イネは「ヘの字」で健全生育』(農文協)を見る。7875円もするのだが、菜の花緑肥の完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」はうちの看板のお米でもあるし、赤木歳通さんの記事を『現代農業』で読んだのが、きっかけでもあるので、購入したのでした。内容はおおむね『現代農業』で読んで知っていることでしたけれど、実際に動く画面で見るとよくわかりますよね。


いちめんの菜の花の美しさ、いい匂い、菜の花の魅力って、最近はあまり搾油用にも栽培されていないから子ども達はよくわからないのかなぁ。僕が子供の頃でもすでに菜の花畑って少なかったんですけどね。
そんなことを思いつつ菜の花の種を播き、芽が出てきたことです。


26日(火)
朝起きたらぐっと気温が低いのがわかる。犬の散歩でも北西の風が強く吹いて、一日、陽が射したり、しぐれたりという天気。昨日芽を出したばかりのナタネがさぞ驚いていることだろう。大丈夫かな。
夕方のニュースでは近畿地方に木枯らし一号が吹いたとアナウンサーが話していた。例年より一週間ほど早いそうです。でももうそういう季節なのですね。湖北地方はこれから時雨れ模様の天気がつづくのかもしれません。晴れ間をぬって、というか天気予報やレーダーの雲の様子をiPhoneで確認しながらの麦の播種、大豆の刈り取りとなりそうです。


あれこれ机の周りを整理しているうちに、いろんな仕事が出てきたりして、一日が終わる。郵便局やら農協やら銀行やらにいったり、あっちこっちに電話したり。うーむ。要するに溜まっていた仕事や用事が部屋の掃除で次々出てきたという情けない状況ということだが、まだ部屋の整理や片付けが終わっていない、というのがなんだか情けなくもあり、恐ろしくもある。


最近、辻井農園のお米を贈り物につかってくださる方が増えてきて、本当にありがたいことだと感謝しているところ。
それからもう一つの傾向は玄米食。そんなに毎日食べていらっしゃるわけではなさそうなのですが、玄米でも食べてみたい、玄米を炊いて食べるのなら無農薬の有機栽培のお米を食べてみたい、と思われるのでしょう。
本当にありがとうございます。