現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

溝切りとスコップで溝を繋ぐこと

17日(金)
朝から快晴。昨日の続きでトラクタに乗って培土板を付けて小麦の圃場に溝を切っていく。午後も溝切り作業。溝切りの目印に竹を挿しているのだが、この竹に赤とんぼがとまるんですね。トンボの習性なのでしょう。意外に逃げないので携帯で近くによって撮影。


18日(土)
今日も一日快晴!小麦の圃場が乾くのでありがたい。さて昨日一昨日とトラクタで溝を切ったわけですが、溝と溝がうまく繋がっていないわけですね。溝と溝が交差するところは土が被って溝が埋まってしまったりするわけですし。それを今日はスコップ一丁で、がしがし土をすくって溝をつなげる作業。いやー、鍬の作業やらスコップの作業は疲れますわ。良い天気で気温も上がったし、Tシャツ一枚で汗をかきながら田んぼで力仕事。すぐに休憩したくなるのですが、空は青空、快晴ですから、畔に腰を下ろしても、ゴロンとなっても、実に気持ちがいい。
雨が降りそうなら溝をつなげて尻水戸まできちんと排水できるようにするというのは急がなくてはいけないけど、明日も天気がいいようだし、何となく気楽でゆっくりボチボチ作業が出来た。でも夕方まで頑張って、一応終了。ありがたいことです。これでいつ雨が降っても大丈夫、だけど湿った田んぼもあるので、しばらく晴れが続いて乾いてくれるとうれしいところ。


そう言えば今日はスコップで田んぼに溝を掘っていたら、尻水戸近くでサワガニを発見。水を落としている小川から上がってきたかな。でも田んぼでサワガニを見つけるなんて何となくうれしくなってしまった。
それから芽を出したナタネの四枚葉。かわいいものですな。


朝から次女が腕時計が欲しいとごねている。うちの家族はだれも腕時計をしていないのに、どこで見てきたんだか。とは言え、僕も小さい時、誰も腕時計なんてしてなかったけど、欲しくなって、マジックやボールペンで腕に直接落書きしたものだった。だからいつ見てもおやつの時間の三時なんだよね。「書いたろか?」と言うと「いや!」とますますごねていた。いやはや。