現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

野球の大会とレノン号の散歩

25日(土)
一日、曇り。外にいると風が吹いてやや寒い感じ。トレーナーの上からジャンバーを着る。
少年野球の大会の審判。朝から開会式、それから会場を移動して午後から試合。試合はなかなか白熱したいい試合で同点で時間切れ。最後は選手9人でのくじ引きで二回戦に進めず。残念。
審判はその後の試合だったのだが、その間、監督さんやコーチとの長いミーティングをしていた。ありがたいことである。
夕方、田んぼを見回ったら、一枚小麦用に切った溝に水が溜まっている。あれれ、と見にいくと、うまく溝がつながっていなかった。やれやれ。スコップで溝を繋いで水を落とす。
夕食前にその次男とスポンジボールで家の中でティバッティングを少しする。僕はボールの上げ役。
夜は地域の寄り合い。
寄り合いから帰ってきて、『太陽がいっぱい』の勢いで続けて『冒険者たち』も観てしまう。いや、何度観てもいいですな。


26日(日)
朝から小雨。一日降ったり止んだり。朝は犬のレノン号の散歩に行く。朝は次女がいつも散歩に連れていっているのだが、今朝は日曜だからか風邪気味だからか雨だからか起きてこないので、僕が行くことにした。奥さんから犬の散歩のさせ方について注意を受ける。散歩もしつけのうちなので、勝手なことはさせてはいけないのだが、奥さんや長女が4で勉強した本は僕もこっそり読んで勉強してあるので、言われるまでもないのであったが、うんうん、とうなづいて散歩に出る。
朝から田んぼにでているとよく田んぼ道で犬を散歩させている人(自分の散歩なのでしょうけど)に出会うのですけど、まさか自分がそれをすることになろうとは。半時間ほど雨の田んぼ道をぐるりと歩いてくる。
次男と奥さんは午前中PTAの親子フォーラムに参加。焼き物のカップを作ってきたらしい。うーむ。
お昼過ぎに次女と図書館へいく。僕は藤沢周平全集の返却期日がきたので一旦、返却して借り直したのだが、次女はなにやら犬の泥棒のシリーズ(?なんだっけ名前を忘れた)を3冊借りていた。僕は次女があちこち棚を見ている間に『山と渓谷』の最新号と先月号をざっと眺める。東北の山の紅葉のムチャクチャきれいなやつが何枚も載っていた。あんな写真見せられたら心が沸き立ちますな。
田んぼの風景にも心躍るときがあるんだけど、山の中に入って眺める山の風景はまた格別で、だいたい人知れず芽を吹いて育ってきた巨木だとか、いったいいつから風雨にさらされてきたのだという渓谷の巨岩なんてものも、うっとりしみじみ感動してしまう。あはれなり、の世界なんだなぁ。