現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

妙な夢の話と『さらば友よ』

さらば友よ

昨夜というか、朝の午前二時頃、犬がなんだか盛んに鳴いている。奥さんも目を覚まして心配げなので、見にいく。特に何事もなかったのだが、なまぬるい風がびゅーびゅーと吹いている。風におびえたか。そんなこんなで目が覚めてしまって三時まで寝られなかったので、結局枕元のライトをつけて藤沢周平全集を読み継ぐ。「半生の記」は全集の月報に載っていた文章なのでした。それから唯一の現代小説「早春」も読む。やはりちょっとぎこちないけど藤沢周平らしいムードはあります。
その後午前4時過ぎにライトを消して寝たのだが、妙な夢をみた。僕はどういうわけか同窓会のような顔見知りの連中(中学と高校時代の)とバンドを組んでいてある島に演奏しにいくのだが、島に向かう船の中で山田洋次監督とその撮影クルーと同じ船(小さな船なんだこれが)に乗り合わせることになった。僕はそのことよりバンドで演奏するピアノやらハーモニカのことが不安で・・・。これまたどういうわけか、僕はピアノ担当なのだが、とても弾けそうにないので、こうなったらピアノの代わりにハーモニカを吹いてごまかそうと思っているようないかがわがしいピアノマンなのでありました。さて、演奏会場の島のホテルに着いてみると、山田洋次監督から「君、おもしろい顔しているね、ちょっと僕らの部屋にきてよ。」と呼ばれていってみると、一人俳優が足りないので映画に出てほしいとスカウトされたのでした。さてさて、というところで目が覚めて6時45分。すこし寝過ごしてしまったのでした。うーむ。やはり藤沢周平の映画を撮っているから山田洋次監督の出てくるこんな夢をみたのかな。時代劇なのか、どんな映画なのか、聞く前に夢から覚めてしまったのだけど。


さて、そんなこんなで目が覚めるとなんともナマ暖かい感じ。犬の散歩から帰ってくると雨が降ってきた。
午前中は昨日送られてきたDVD『さらば友よ』を観る。アラン・ドロンチャールズ・ブロンソンの1968年の映画。小学生の頃にテレビで放映されたのを観た記憶はあるのだけど、なかなかおもしろい映画でした。コインを目一杯のグラスに沈めるシーンやラストのタバコのシーンは覚えていましたね。男の友情の映画だという記憶だったのです。それで買ったDVDなのですけど。ま、楽しめました。長男とかにみせたら、どう言うかな、かったるい映画と言うかもしれないけど。


午後は急に風が冷たくなって気温が下がった。
国会の予算委員会のラジオ中継を聞きながら大豆の選別をする。