現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

Bento 2 レポート第一回

Bento 2レポート1

Bento 2、ファーストインプレッション。それは美しい!ということです。すでにいくつかのテーマ(表示用のデザイン)があらかじめ用意されていますから、メニューの「フォームを選ぶ」から「テーマを選ぶ」とたどっていくと次々と美しいテーマを瞬時に確認しながら選ぶことが出来ます。たぶん上品すぎるのだと思いますけど、デザインはややインパクトに欠けますが、データベースは日々使うものですから、淡い感じのデザインの方がいいのでしょう。
私は普段FileMaker Proを使っていますので、どうしてもそれと比較してしまうのですが、FileMaker Proでも最初新しいレイアウトを作るときには美しいレイアウトスタイルを選択することが出来ますが、データが溜まりつつあるときにこんなに気楽に変更できるとは。個人で毎日使うものなら気分転換にもなるしいいですね。でも自分でテーマを作ることは出来ないのかな?
しかもフィールド名とフィールドが一体になっているのでひょいとドラッグしてレイアウトを変更できるのも簡単でいいですね。

普段FileMaker Proを使っているのに、なぜBento 2の体験レポートなのか、というとそれはiCalやアドレスブックとの連携です。
例えば。
私は百姓ですので、日々の農作業の記録をしなければならない、というか、したいわけですね。会社で言えば日報をつけるようなものです。学校でいえば学級日誌ですね。その時一番何となく煩雑な感じがするのは日付や時間の入力です。FileMaker Proのドロップダウンカレンダーはとても便利で楽になりました。しかし日付とともに時間の入力はやはり煩わしい。その点、iCalならマウス一発で日付も時間も入力できます。しかも半透明の美しいデザインで。Googleカレンダーも素晴らしいですけど、やはりデータベースでいつ、どこの田んぼで、何の作業をして、それに何時間かかったのか、ということを積み上げていきたいということがあるわけです。
アドレスブックには地主さんやお米を買ってくださったお客様の情報を入れておけば、連携させて使えるかもしれません。
iCalやアドレスブックとの連携。そのあたりを中心にレポートしたいと思っています。
今まで何度もFileMaker ProとiCalの連携を試みてはいるのですが、うまく使えたことがない。とにかくデータの書き出しや読み込みが必要になってきますし、それをAppleScriptを使って自動化にも挑戦してみたのですが、ま、私の技術不足もあるのでしょうけれど、もひとつでした。Bento 2ならそれがいきなり最初から連携されているのですから、そのあたりにBento 2の可能性を見いだしたいところです。