現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

スポ少の審判と「生きる」とToyCamera

25日(日) 晴れ
一日、次男のスポーツ少年団の野球の審判。三試合審判をしたので、少々疲れる。
朝、球場へ行くと、雪もなく湿っていることもなく、上々のグランドだと思っていたら、日が照ってきて凍っていた土が解け出したものだから、一試合目途中からグランドはぐちゃぐちゃに。ゴロはすぐに止まってしまう、という状態だ。一試合終わってスポンジで水取りをし、すこし土を入れる。昼食をとっているあいだにすこし水も引いてくる。
試合の方は三試合とも負けてしまいました。やれやれ。次男もすこし出場し打ったり捕ったり投げたりしたので、ありがたいことでした。
夜はスポ少の寄り合い。


26日(月) 曇り
黒澤明『生きる』をDVDで観る。これは脚本が素晴らしいんですね。カメラワークがいいわけでも、アクションがあるわけでもないけれど、展開がいいんだと思いました。ぶらんこのシーンを名シーンだという人もありますが、なんだかなぁ、よくわかりません。でも後半のお通夜のシーンで語られるエピソードを重ねるやり方や市役所の機構の中で生きる職員とか息子夫婦との関係とか、おもしろいです。余命半年と言われたら(志村喬は言われたわけではないのだけれど)どう生きるか、というのもよくある話だけど、なかなか答えようのないことでもありますね。その半年間、ちゃんと体が動くのかどうか、というのも大きいですね。


iPhoneにToyCameraなるものを入れてみた。オモチャのカメラのように写るというやつ。もともとiPhoneのカメラはピントの甘いはっきりしないパンフォーカスなのでこれはこれでなかなかおもしろいです。周辺光量不足になったり、色ムラがでたり、色かぶりしたり、白黒になったり。セピアになったり。田んぼから見る伊吹山を撮ってみました。