現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

クボタの大きなトラクタに試乗すること


21日(土)
朝のうち雪がちらついたりしたけど、午後からは晴れてきた。
その午後クボタの50馬力のパワクロのトラクタがうちの田んぼにやってきた。後輪のところがタイヤのホイールでなくてクローラー、要するにキャタピラになっているわけです。乗ってもらわないと良さもわからないですから試乗してください、というわけで春の荒起しの先取りで田んぼ一枚三反ほどを2メートルのロータリーで起してみました。うーむ。キャビン付きで温かくて快適。あれこれ自動でやってくれるし、馬力もあるので荒起しのスピードも速いし、なにより起せる幅も2メートルなので効率的。しかもレイキのついたロータリーで切り藁なんかが土の下に沈むようになっているのだそうで、いやはや。仕上がりもとってもきれい。雨上がりでやや田んぼに水もあったのですが、そこはクローラーがギュウンギュンとロータリーを引いてくれました。
ま、最新のトラクタがいいのはよくわかりましたけど、その分値段もいいので、なかなか買えません。50ヘクタール(500反)とか100ヘクタール(1000反)と田んぼを集めて大規模経営をしておられる農家の話しもちょくちょく耳に入ってくるようになってきたのですが、たぶんこのあたりではそういうような経営は今のところ出来ないと思うので、安心しておいしく食べてもらえる米づくりをしてその分少し付加価値をつけて販売する、という方向です。
夜は今年度の農事組合の初寄り。行事や取組みなどあれこれ話をする。


22日(日)
午前中に農協に出荷する減農薬減化学肥料のコシヒカリの生産計画書を書き、青申用に農業収支の計算のためにファイルメーカーに領収書などから、品目や金額の打ち込み。とりあえず打ち込みの間違いがないように気をつけながら、がんがん打ち込む。
午後からは図書館に本の返却と新たな借り出しをして、次男のスポ少の試合を少し見にいく。


あ、そうそう。お昼に中学校の教頭先生から電話がかかってきた。なにごとかと思ったら、なんと僕が同窓会の会長ですので、卒業式の前日の生徒の同窓会入会式に一言話をしてほしい、とのこと。そういや去年度PTAの役員をしたとき会長さんがこの中学の卒業生ではないので同窓会長をどうしようと話をしたようなことを思い出す。うーむ。僕になったのだったか。いやはや。長女にこれこれこうーうわけでみんなの前で話をすることになった、と言うといやーな顔をしておりました。当然やわなぁ。やれやれ。