現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨の日の後には畦塗りを

次女に撮ってもらう

午前中は曇り、で時々小雨。午後からは陽も射す。
待っていた雨が昨日降ったので、朝からトラクタに畦塗り機をつけて五月の連休に植える予定の田んぼの畦塗りをする。土がパラパラに乾いていては水漏れしないような練った土で畔を作ることが出来ないのだ。でも今日は大丈夫。昨日の雨でしっかり土も湿ってきれいな畔が出来ました。去年畦塗り機を買ったのですが、よい買い物でした。春一番の仕事の畔塗りはなかなか手間もかかり土と水の塩梅もあり、また鍬を使う作業なので父も母もやってくれて(というか鍬を使う仕事は父や母にはかなわないのですが)大変疲れたのですが、畦塗り機でずいぶん楽になり父も母も喜んでいるというマシンです。現代の田んぼ作業ではトラクタ、田植え機、コンバインを抜きにして出来ませんが、畦塗り機もなかなかいい仕事をします。


でも春の最初に泥の中に入って水と泥の加減を考え塗り頃を見極めて平鍬でペタペタシューッと畔を作り塗っていく作業をすこしでも覚えられたのは良かったと思っています。田んぼの基本の泥について学ぶ絶好の機会だからです。母は自称畦塗り名人だそうで(確かに塗り頃の土を見極めて抜群に速くきれいに畔を塗っていきます)、教えるのは下手でしたが習うことが出来て良かったです。


午後も畦塗りを続け、畦塗りが終わると、今度はトラクタにロータリーを付けて、畦塗りのために土を起すのを残しておいた畦際を起して回ります。それからスコップで田んぼの隅を手直ししてきれいに仕上げます。
これで今度は田んぼに水を入れてこなし(代かき)作業となります。


今日は長女は合宿オリエンテーションという学校にお泊まりして高校生活についてあれこれ話を聞いたりするんだとか。
奥さんは職場の歓送迎会だそうで遅くなるようですが、車で出かけたので、飲まずに帰ってくるのでしょう。うちの奥さんは家でもアルコール類はほとんど飲まないのですが、いつ飲むつもりなのか缶チューハイのたぐいを冷蔵庫で時々冷やしているんですけど、いつまでも冷やしたままなんですよね。ホントにいつまでも。先日も「桜とサクランボ」の缶チューハイなるものがずーっと冷やされているんです。これが僕には気になって仕方がないので、ビール類が無くなったりすると、つい僕がプシューっと飲んでしまうのですが、これで必ず叱られます。うーむ。飲もうと思っていた缶チューハイを飲まれてしまっていたら、誰だって腹立つよなぁ。うーむ。


画像は一昨日苗代の写真を撮っていたときに、次女が「撮ったろ」と撮ってくれたやつ。それをBeFunky(知らないうちに機能アップしていた!)で処理したもの。田んぼ行きの姿ですな。