現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ヘアリーベッチを鋤き込む


今日は曇り空。でも昼から少し陽射しもあった。
午前中は春の農談会。小麦のこと、苗代のこと。ちと早いけど大豆のこと。春の農談会は内容豊富で、みんなあれこれ気になっていることを話題にする。先日の暑さで苗代がうまくいかなかったという農家が失敗談を話してくださったり、なかなかよい情報交換の場です。その後農協の営農指導員さんにうちの苗代を見にきてもらいました。発芽の様子がわりとまばらになっているところは過湿が大きな要因のようです。最初ちょっと水が多過ぎたか。でもこの程度なら大丈夫、かえって丈夫な太い苗になる、というお話でした。田植えの時の調節が必要みたいですけどね。


午後は先日の菜の花の鋤き込みに続いてヘアリーベッチもトラクタで鋤き込みました。地面から30センチから40センチも盛り上がってきたし、わずかながら花も咲き始めたようなので、鋤き込むことにしました。最初は刈り払い機で刈った方がいいかな、と思っていましたが、1回目ははトラクタのロータリーの回転を落として絡みつくこともあまりなく鋤き込むことが出来ました。その後もう一度、今度は少し回転をあげてロータリーをかけました。ナマのヘアリーベッチが大量に土の中に入ったので、土はふかふかです。田植えは6月の初旬にする予定なので、1ヶ月半ほど土の中に入れておくことになります。よい緑肥になってくれるのを願っています。窒素成分は10kgほどあるのではないか、という話ですからいつ、どれくらい効いてくるのか、不安でもあるのですが・・・。