現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

プール苗代に水を入れることと田んぼの鳥のこと


鳥といえば(唐突ですが)、ここ半月ほど家の近所で盛んにウグイスが鳴いている。最初に聴いたのは一ヶ月ほども前で朝の犬の散歩の時に堤防のやぶの中から聞えてきたのだ。ははん、ここがウグイスのお宿なのだな、と思っていたけど、半月ほど前からご近所の屋敷の方から毎朝聞えてくる。姿は見えない、ホーホケキョ、ケキョケキョケキョと盛んになく。朝起きて新聞を取りにでた時も、犬の散歩に出た時も帰ってきた時も鳴いている。いいものですな、ウグイスのさえずり。
苗代では泥をすくっているのか、虫をとっているのか、ツバメが盛んに飛び回っている。ツバメの飛翔は実にスリリングでカッコいいですな。
この田んぼの荒起しやこなし(荒代かき)をしていると、田んぼのカエルやケラやクモを狙ってカラスや雀やサギやムクドリがたくさんトラクタの後をついて回るのだが、この時期だけユリカモメもやってきます。顔のところだけ真っ黒いやつ。これが実に警戒心がなくて、トラクタに乗っている僕の周りを乱舞するんです。カラスはこのユリカモメが気になるらしく。すぐに追い払おうとするのですが、ユリカモメも群れの集団ですから、一旦いっせいに舞い上がって逃げるのですがすぐに旋回して戻ってきます。サギは大きいからかカラスもあまり追いませんし、サギもカラスがいても知らん顔してますな。


麦の穂肥を撒いていると今日は天気がいいし風もなく暖かかったので、畔に長くてにょろにょろしたやつが何匹も寝そべっていましたし、こんがらがっている奴もいました。何度見てもこのにょろにょろは好きになれません。


今日は朝プール苗代の有孔ポリシートをはずし、プールに水を張った。いささか不揃いなところもあったけど、おおむね順調。芽が緑化してきている。
さらに「秋の詩」のトンネルの有孔ポリシートもはずした。トンネルの苗代も順調にいっている。


午前中は天気も良く風もないので麦の穂肥を撒きにでる。出穂し花も咲いたので、まあそういう時期なのでしょう。汗ばむ陽気で青い麦の中を肥料をやりつつ歩くのは気持ちがいい。


午後はトラクタに乗ってこなし(荒代かき)をする。今日の田んぼは深い田んぼなのでトラクタがはまってしまわないように注意する。一度はまりかけたのだが、「深田ありとも知らずして」というわけでもないので、なんとか自力で脱出。


画像は一枚目がトンネル苗代の苗。二枚目三枚目はプール苗代の苗。
うーむ。明日は雨か。