現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

初めての一人暮らしの夜と桜が咲いたこと

桜咲く

長男が京都のアパートで一人暮らしをすることになったので、一昨日、昨日と車でいくつか荷物を運んでやったり、大家さんに挨拶しにいったり、いっしょに足りないものを買いそろえたりしてやる。母親であるうちの奥さんはもちろん次男も次女もついてきたりしたので、長男は苦々しく思っていたかもしれないが、まあちょっとした家族旅行みたいなものでがやがやとしたものでした。
僕も昔、学生時代に一人暮らしをしていました。下宿の部屋で初めて眠った時の不安と期待の高揚はもうすでに忘れていたけれど、ちょっと思い出しました。一人暮らしに必要なものは大学の生協から送られてきたパンフレットで注文しました。冷蔵庫やら本棚・食器棚・カーペットやら、それから最近は見ないけどビニールの衣装ケースというかハンガー(ああ、昔はみんな下宿の部屋に持っていたんだけど)とか、カラーボックスだとか足の折りたためるミニテーブルとかオーブントースターとか。下宿で一人で梱包をほどいてあれこれ組み立てました。
それから翌日は富山西武百貨店に食器や鍋なんかを買いに行ったのを覚えているなぁ。あれ、今でも不思議だけど、なんでそんなものを西武百貨店に買いに行ったんだろう。もっと近くのスーパーに安いものがいくらでもあったはずなんだけど。百貨店のピカピカキラキラといいものが並んでいる様子に田舎者の目がくらんだのでしょうねぇ。当時の西武百貨店の広告のコピーは「じぶん、新発見。」だったそうです。なるほど、このコピーにやられたのかもしれませんね。


京都の狭い路地は一方通行が多いので、自分で車の運転をするとなかなか気を使うのですが、iPhoneのマップがしっかり一方通行の道路を認識していてくれるので経路を案内してもらって助かりました。うーむ、すばらしい。



それから京都から帰ってきたら、このあたりの桜が一気に開花していて、もう八分咲きの様相。きれいです。
うちの緑肥にする菜の花はまだもう少しというところ。明日は小学校の入学式。例年、入学式の頃には満開という感じだったのですが、今年は少し遅れました。それからすこし菜の花そのものも小さめです。ヘアリーベッチはうーん、うまくないです。モコモコとはあんまり茂っていません。これでは緑肥にするにはいくぶん少ない感じでしょうか。
ここまで比較的寒い春ですし雨も多いですからね。土がよく乾かず湿害がでているのかもしれません。でも去年もヘアリーベッチは急にモコモコ茂り始めましたからね。まだわかりませんな。


お米の発送やら畔塗り機の点検などをする。