現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

暑い一日

水路の白い花

朝から田回り。
風がほとんどなく天気も良い。気温もどんどん上がっていて26.2℃で7月上旬並の夏日。
環境こだわり農産物の看板を田んぼに立てて回る。


先日、農協でお金の出し入れの待ち時間にちらっと読んだ「家の光」5月号を、閉店間際の職員さんの暇な時間に頼んでコピーしてもらった。沢木耕太郎の「桃源郷」、山田洋次監督の「寅さんの幸せとさくらの幸せ」、「再録-85年の足跡 土から生まれた言葉」どれこもれもいい言葉だなぁ。


夜は有機農業の研究会の寄り合い。あれこれいろいろ話題はあったが、病み田についての話があれこれ勉強になる。緑肥の鋤き込みという農法は両刃の剣でもあり、肥料になるだけでなく有機酸が出て抑草効果もあるのだが、有機酸が出過ぎると雑草だけでなく稲の根にも障害を与えてしまうということです。そのあたりの加減塩梅が難しいところではあります。
稲の根を注意深く観察することだ、と教えてもらいました。白くて▽の尖った根なら大丈夫ではないか、ということでした。さっそく明日観察してみることにします。


画像は水路に群がって生えていた白い花。セリ?これはどう考えても生え過ぎて水路の水の流れが滞っている。やれやれ。