現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

くず豆をまいたことと白い金糞岳とキャッチボール

今日もいい天気。
朝はお米の精米と発送をしたあと、動噴をなだめすかして、くず豆をまく。
午後は水利関係の事務処理で農協へいったり。その後、午前の続きでくず豆をまく。午後も動噴は不調で、結局、バケツでくず豆やら豆殻なんかをまく。


今ごろの季節。一番好きな景色は、うちの田んぼから眺める金糞山、金糞岳の白さだ。伊吹山は東の正面に見える。金糞岳は伊吹山に次いで滋賀県では第二位の高さの山。このあたりから見ると山と山の間から真っ白の山が見えるのだ。伊吹山は南斜面が開けているので、雪もたくさん降るが、解けるのも早い。でも金糞岳は湖北の山と奥美濃の山との境目で、このあたりでは一番最後まで白く見える山だ。年によっては5月のGWでも白かったりする。
苗代の準備をしたり、くず豆を田んぼにまいたり、トラクタで田んぼを鋤いたり、菜の花が咲いたり、麦が青々したり、用水路に水が流れる音がしたり、土筆がでたり、オオイヌノフグリヒメオドリコソウが咲いたり、サンシュユが咲いたり、青空が映える中で、山と山の間から真っ白な山が見えるのはいいものですよ。金糞山、金糞岳はこのあたりではそういう山です。今日も斑模様になった伊吹山に対して、真っ白な姿を見せていました。


お昼に、次男とキャッチボールを20分ほどする。先日、次男には新しいグラブを買ってやった。中学になっても野球部に入ると言う。次男はどうも野球は上手ではない。だからと言うわけではないのだが、最初はいただいたお古のグラブを使わせ、その後ひとつ新しいやつを買って、それをずっと使ってきた。革が破れて穴があいたりしてきていたので、新調させた。
ドロースを少し塗っただけなので、まだまだ固く捕り難そうにしていましたが、次男もそこそこ強いボールを投げられるようになってきて、掌の痛みがなんだかうれしかったりしたのでありました。