現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

つらい出来事と温湯消毒と写真のプリント

有機農家が自死された、と昨日のうちに三、四名の方からメールなどで知らせていただいた。30年以上前から有機栽培にこだわって土作りをしてこられた方のようだ。「有機農業は勇気のいる農業」と言われた時代から頑張ってこれられたのだと思います。農業は土作りからというのが基本中の基本なのだが、その土作りにはものすごい時間がかかります。土作りとはいうものの、人間がほいほいとできるものではなく、ほんとうは自然の中で作ってもらうものでもあるからです。
農業は、先祖代々、開墾し、守り続けてきた、きれいな水や土を、自分もまた守り続けていくのだという、そういう環境の中で、そういう志をもって、やっていくものだ、という、これまた基本中の基本を、突きつけられています。それゆえに、同じ百姓としてなんとも辛い。


午前中は5月の中旬に植える種籾の温湯消毒をして、そのまま浸種しました。どうも去年の猛暑で種籾が深い眠りについているようなので、浸種を長くするようにと農協の指導があったので、早めに浸種としました。連休に植える苗の播種はもうすぐなのですが、発芽の具合をたいへん心配しています。


先日の次男の卒業式のあと、教室で撮った集合写真を、明日の離任式にはみんな集まるのだから、なんとか配れるようにならないのか、と奥さんがおっしゃるので一番写りのいいのをプリントし申し上げることにした。でも一人だけ目をつむっていたので、Photoshopエレメンツのphotomerge faceを使って、顔を入れ換えました。photomerge faceを使うのは初めてだったのですが、あまりの簡単さにびっくり。クリクリとマウスで顔を撫でるだけで、目つむりの顔が、もう一枚のぱっちりとした目の顔に変わります。やっぱりデジカメでの撮影は連写モードでたくさん撮っておくに限ります。
で、最初はうちのプリンターMP600で印刷しようかと思って光沢紙を買いにいったのだが、帰りにふとプリ○トQが思いのほか安かったのを思い出し、寄って訊ねてみるとデジカメのデータからの印刷で2L版なら80円。はがきサイズだと50円、ふつうのL版だと29円だと言う。
写真画像を家のプリンターでカラー印刷するとすぐにインクがなくなってしまうのだ、またインクを買いに行くとこれがやたら高いのだ、とお嘆きに貴兄には、プリ○トQも自宅のプリンターの品質との比較を考えると悪くない選択だと思いました。
しかしプリ○トQのオネーチャン、あーた、もうすこし、サービス精神はないのかね。こちとら最初は質問に、次いでプリントに、最後はでき上がったプリントをもらいに、と都合3回、一時間半のうちに3回もあーたのところに通っているのだけれど、だいたいいつも他にお客がいないじゃないか、他にお客が誰もいないにも関わらず、あらかじめ訊ねにいって、初めてminiSDカードで画像をもちこんでプリントしようというお客に、使い方の説明も遠いところのデスクからあーしろ、こーしろと言うのは、いかがなものかと申し上げたい。まあ、最初の一枚目のお試しプリント分は請求されなかったし、一枚目をみて少し修正したい旨の質問をバシバシとシツコイくらいにしたら、ああすればいい、こうすればいい、と提案してくれたので(なんだい、仕事できるんじゃないの、最初からなんでせえへんの?)、まあ我慢しておこう。


お茶屋さんにいきました。というても葉茶屋です。芸子を呼ぶ茶屋、色茶屋ではありません。
ふと思いついて玉露を買いました。もちろん先日「ほぼ日」の「ほ+」で湯飲みを買ったからです。店先でおいしい御茶を一杯いただきました。まあ、これが商売というものでしょうか。プリ○トQのオネーチャンはよく考えるように。
と。米朝師匠の「百年目」を聴きながら書いています。