現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

有機栽培用の種籾を催芽機に入れたことと春の猫とツバメ

朝、6月に植える分の種籾を催芽機に入れ、浸種している水の温度を28度まで上げました。2週間ほど水に浸けてきているのですが、水温も気温とともに上がってきているので、芽が出やすくなって、出過ぎるといけないので、夕方ぐらいから何度も確認しています。今回の播種はみなさんに直接お送りして食べていただいている完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」でもあるので、元気に育つように、大きな失敗がないようにあれこれいっそう慎重にやっています。


午前中は精米と発送をして、午後は田植え機の動作確認と田回り。天気はもう一つというところ。


そういえば昨日の夜の水田農業研究会総会の研修会。エムシーファーティコム大阪支店の松岡照幸氏が講師となって「品質向上をめざす栽培管理について」というお話をしてくださいましたが、なかなか話が具体的で、聴いているうちにメモをたくさん取っていました。今まだメモを取っただけですが、あとでちょっとまとめてみたくなるような話でしたね。おもしろかったです。そういうおもしろい話を聴いたからといって、よい米がとれるわけでもないのでしょうけれど、大きな刺激にはなりますね。


猫が鳴いている。春なんだなぁ。うるさいくらいに呼びあっている。まるで小さな子供が泣いているようにも聞こえる。うるさいぜ。それからツバメが飛んできている。うちの苗代の泥をくわえてどこかで巣作りを始めたかな?