現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田植え開始!!

憲法記念日。本日も黄砂はげし。
今日から田植えなので、張り切って早起きする。
田んぼに肥料を配り行ったり、水加減をしたり、朝食をざっと食べて、苗代の苗を軽トラに積み、苗は父に運んでもらい、僕は田植え機を運転して、田んぼへ。今日植える田んぼはちょっと遠くて、3kmほどのところにあるので、エンジンを暖めつつ、走っていたのだが、田んぼまであと100メートルというところで、ガリガリバリッ!という大きな異音が。すぐにエンジンを切って止めたのだけれど、外から見てもあまり異常が見当たらない。すぐに農機センターのWさんの携帯に電話する。
まだ朝の7時前だ。Wさんも今起きて食事中だというが、すぐに来てくれるという。
そのあたりの田んぼには一番乗りでやってきたのに、周りに次々と田植えの農家がやって来て、みんなが「どうなったん?」と訊ねていく。まあ、田んぼに苗箱を並べて田植え準備万端なのに、近くに田植え機をとめて、田植えするわけでもなく、ぼんやりしている百姓三人(僕と父と母)を見れば、何か言いたくなるわな。
結局、まあトラブルは深刻で部品を取り寄せないとすぐには直りそうもない、ということで、代替の田植え機をなんとか借りることができて、三時間遅れで田植え開始。やれやれ。あの早起きはなんだったんだ。


その後は三時間の遅れをとりもどすべく、というかまあ、そんなに焦る必要もないんですが、頑張って植えました。最近の田植え機は同時側条施肥機がついていて、苗を植えながら、その苗の根のすぐそばに肥料を埋め込んでくれる機能がついているのですが、この施肥機が慣れぬものだから、もうひとつ施肥量が安定せず、まだ試行錯誤中、で、やや苦戦しました。
でも後は、快調に浅植えの、細植の、50株/坪で田植えをしました。うーむ。でもまだ仕事する前に機械が壊れてしまったのには、なんだか疲れてしまったなぁ。


次男は友達と浅井長政の居城があった小谷山に登ってきた。うーむ。