現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田植えはじめたことと二ホンカワトンボ


 立夏です。
 今日から田植えをはじめました。だいたい毎年、うちは5月5日からの田植えを計画しているのですが、ま、こんなに計画通りにはじめられたのは、珍しいかも(笑)。いえ、だいたい天気の都合で、遅れたり、早まったりするので。暦の上では、田植えも夏ということになりますね。
 今年も、四月の気温が低めだったので、(いえ、暑い日もありましたが、寒くて帰ってきていつものビールでなくて、ホットウイスキーで温まったり、すぐに熱いお風呂に入ったりして冷えをしのいだことが、ブログを読み返すとよくわかります。ええ、いや、みなさんに読み返せ、と言っているわけではありません。)少し、苗の伸び具合が悪くて短めなんですが、このまま苗箱の小さな世界では急に伸びることも期待できないし、植えれば田んぼでどんどん伸びてくれるだろうと植えることにしました。
 でも今日は風が強め。でも天気がよくてありがたかったです。
 田植え機には長男が乗ってくれて、私は苗や肥料を運んだり、苗箱や肥料袋の後始末をしたり、田んぼの隅を均して平らにしたり、水の加減をしたり、植えられた苗の様子を観察したり、ええ、これ以上ない優秀な補助員として活躍しました。概ね快調に田植えできましたが、最後の周回で条止めをして、解除して全条で植え付けをするとき、植え付けは解除できているのに、肥料だけ解除できなくて、止まったままということが数回ありました。植え付けはできているので気がつかなかったのです・・・。やれやれ。ま、こういうこともありますわね。注油はしてあるんだが・・・。電気系統の問題かな?バネの問題かな?
 明日もがんばります。でも明日は午前中雨かもしれませんね。


 朝の犬の散歩につきあっていたら、草むらで休む二ホンカワトンボのオス(たぶん)がじっととまっているのを見つける。気温のせいか、朝露のせいか、まだ飛べないようで、簡単に捕まえられました。うーむ。この胸から尾の光沢!二ホンカワトンボはだいたい晩春から初夏の短い期間しか見られません。