現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

今日も田植え。


みどりの日
本日も朝から田植え。
今日は天気もよさそうなので、カメラを持ちだして田植えのインターバル撮影をしてみました。
まあ、基本は田植えの様子の記録ですが、今日は次女が田んぼに手伝いにきてくれて(というか、おやつを食べにきたというか、遊びにきたというか)、ありがたくうれしいことでした。でも次女は田植えする気できたのですが、四隅はなかなかうまく機械ではきれいに植えられないし、今日みたいな三角や台形の田んぼだと角っこは無理なので、手直しが必要なのですが、そういうのは、機械が植えて、少なくとも2、3日して植えた苗の活着も見ながらする必要があるので、今日はそういう手直しの田植えはないというと、早くお弁当を食べよう、とお弁当攻撃をされました。まあ、でも田んぼで遊んでもらって、父も母も喜んでくれたし、田植え機にも乗せてやったりして僕もサービスして、どこにも連れて行ってやれないGWなのでした。
お昼に弁当を食べていると次男も自転車でやってきました。それから奥さんもおやつやジュースの差し入れをしに来てくれたりありがたいことでした。


次女はまだ小学生なので、田んぼのカエル、サギ、ケラ、それからカエルの卵やらタンポポやら水面も走るクモやアメンボや毛虫でしばらく遊んでいましたが、お昼にはいささか退屈したのか、お弁当を食べると帰ってきた長男の散髪に付き合うのだと帰っていきました。


田植えの様子をインターバル撮影してみました。No.1の方は風もなく、おだやかです。黄砂で空は青くありませんが、トンビもくるくると回りながら飛んでいたりします。
No.2の方は続いて二枚目の田んぼなのですが、途中から急に風が吹いてくるのがわかります。後ろの竹だけでなくケヤキの大きな枝も揺れていますし、田の面をさざ波が走ります。このあとずっと風が強く天気はよかったですが、田植えしにくい一日でした。
しかしインターバル撮影の動画を観てみると、主役の座は父と娘にとられてしまっていますね。苗継ぎや肥料の補填など向こうの方で行われているのでよくわかりませんが、ま、だいたいこんな感じで田植えしています。昨日に続いて借り物の田植え機なので、もひとつ、バシッときまった田植えの様子ではないのですが。
苗は植わっているのかどうかわからないぐらいですが、いちおう植わっています。細植えです。細植えがいいという評判で、ここ数年、細植えでやっています。といっても2本から3本というところだ思いますが、機械が植えることのなので、0本のこともあり、たまに5本も6本も植わっていることがあります。


今日は機械のトラブルもなかったですし、風が強かったものの調子よく田植えが進んで、午後3時過ぎには本日予定分の田植えが終了。その後の田植え機の掃除や田んぼの水の管理等の仕事もありますが、比較的、早く仕事終了。ありがたいことでした。少し早めにビールがいただけます。