現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「こなし」とカラスとドラマの姉川の合戦と苗箱を並べたこととカーリング混合ダブルス



27日(木)
 早起きして田回り。途中で入水しておくべき田んぼで忘れている圃場が5枚あることに気がついてあわてる。すぐに水を入れたけれど、すぐには水はつかないし。
 とりあえず「こなし」作業にはいる。二枚こなしてまだ水がついていないので、一枚荒起しをする。その後「こなし」。ここで長男と交代し、昼食。その後は苗代の最初に播種した「コシヒカリ」に被せていた不織布をはずす。農協で農ポリをもらってきて、「こなし」をした圃場の尻水戸の確認など。
 その後はまた田回りで水の確認。

 「こなし」の時にはサギだのカラスだのムクドリだのスズメだの、いろいろな鳥がやって来る。土を混ぜるので、田んぼにいるカエルなんかが捕まえやすいのだが、このところカラスの大群に囲まれている。上の写真でもカラスだけで50羽ほど写っている。あんまりカエルを捕まえているようにも見えないので、何を捕まえているのだろう、と観ていると、どうもミミズですな。このあたりの圃場は去年減反の作付け制限の転作だったので、ミミズが大量にいたんでしょうね。むふふふ。

 今日は午後から風は吹いたけれど、穏やかに晴れて気温も上がりました。ありあたいです。
 NHK+で先日見逃した大河ドラマ「どうする家康」を観る。姉川の合戦のところだったので。うちの田んぼも姉川の近くにあるんです。僕が習ってきた合戦とはだいぶ違ったけれど、まあ、史実はどうなのかわかりませんね。
 うちの田んぼの写真を撮るとわりと浅井氏の居城があった小谷山が写っています。さらに北にいくと賤ケ岳もあります。関ヶ原もわりと近いんですよね。湖北地方、ドラマでは北近江ですけど、戦国時代いろいろ大きな戦があったところですが、百姓も大変だったでしょうね。

 カーリング混合ダブルス。世界選手権の予選リーグ一位で準決勝ですね。ガンバってほしい。



↑正面の山が浅井氏の居城、小谷城のあった小谷山

28日(金)
 早起きして田回り。
 午前中は有機栽培の「コシヒカリ」の苗箱を苗代に並べる。風がなくてありがたい。
 午後は私は精米など。長男はトラクタにスライドモアをつけて、昨秋に播種したヘアリーベッチを刈りに出てくれた。圃場によって少し違うのだが、けっこう繁茂してくれてよい肥料になることでしょう。そのあとまたロータリーで刈ったものを土にすき込んでもらいました。

 メジャーリーグの日本人選手がんばってますねぇ。うーむ。ケガしないようにね。
 わお!カーリング混合ダブルス世界選手権、日本はノルウェーに勝って決勝進出!相手はアメリカかぁ、予選リーグでは勝っているんだけど、ま、決勝はまた別ですしね。がんばってほしい。