現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ジャズの名盤と中秋の名月


11日(日) 二百十日
朝6時前から籾擦りをする。
農協があくのを待って、米を出し、稲刈りに出る。今日は風があったので、昨日と比べると、比較的楽。午後も稲刈り。このところの晴天で籾の色付きが早くなっているようで、稲刈りも急かされているよう。


あれから10年。あれから半年。という報道が多かった。うーむ。


12日(月) 中秋の名月
旧暦では八月十五日。十五夜です。といっても月齢は14.0。明日が月齢15.0ということらしいです。
朝、7時前から籾擦り。農協へ米を出し、10時頃から稲刈り。稲刈りは13時半頃に終え、その後籾擦りをして、籾殻を捨てにいく。といういつものパターン。
ここのところ稲刈りしてきたばかりの籾の水分は22%か23%ほど。乾燥機に入れて14.5%まで下げて籾擦りします。秋の好天が続いていますし、ちょっと米の胴割れに注意しないといけないようになってきました。
うちの里芋はまだちょっと早いようです。
しかし、今日は暑い。


Amazonから、Sonny Clark『Coll Struttin'』とArt Blakey Quintet『A Night at Birdland Vol.1』『A Night at Birdland Vol.2』が届く。Amazonのオススメです、にそそのかされてしまった。
昔、ええ昔ですが、ジャズ喫茶に足しげく通っていた頃、よくリクエストしていたのはRed Garlandの『GROOVY』でした。僕はB面がわりと好きだったので、B面ばかりリクエストしてましたが。そのジャズ喫茶は当時3人ほどのアルバイトで回っていたのですが、アルバイトAさんは、僕が『GROOVY』のB面をリクエストすると、必ずといっていいほど、その後にソニー・クラークの『クール・ストラッティン』をかけるのです。ええ、あのスリット入りのタイトスカートにハイヒールの足首ジャケットのレコードですけれど。
「ねえ、僕のリクエストのあとに、よくこれ鳴りますよね。」「ふふ、そうですか。それより『GROOVY』お好きですよね。」などとはぐらかされてしまったのでしたが。あれはなんだったんだろうなぁ。アートファーマーのトランペットもジャッキー・マクリーンのアルトサックスもカッコいいのは認めますが。世の中には変わった人もいるのです。でも今、『GROOVY』のあとに『Coll Struttin'』を鳴らしてみると、なんともいかにも昔のジャズ喫茶らしいムードが醸し出されるのでありました。ジャズ喫茶らしいジャズ(というのも変なものだが)といえば、マイルスの『RELAXIN'』も、なにをおいても好き(笑)。
でもみんな50年代のレコードだったんだなぁ。ジャズ喫茶でよく聴いたような名盤レコードジャケットを並べてみました。