現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈りの日々と秋祭りの子ども相撲大会

子ども相撲大会

13日㈫
残暑厳しい日が続いています。今日などほんとに暑かった。稲刈りの日々は続く。


14日(水)
えーっと昨日も今日も同じような一日。6時前から籾擦りをして、農協があくのを待って米を出荷。その後稲刈り。という日々。
乾燥機入れられる量は決まっているし、早く稲刈りを終了して、早く乾燥機に火を入れられれば、このところの晴天続きで、籾の水分も20%ほどだし、早朝には乾燥が上がり、籾擦りが出来たりしてしまう。すると母などは4時には起きてきて、作業所で乾燥機に灯油を入れたり、集塵機の掃除をしたり、籾の水分を計ったり、コンバインに入れる軽油をポリタンクに入れたり・・・あれこれと動いてくれている。もうこの時期朝の4時はまだ暗いんだけど。


「ほぼ日」の今日のダーリンにこんなことが糸井重里氏がこんなことを書いていた。

・人間は、だいたい同じ原料で出来ていて、
 同じような空気やら水やら、
 炭水化物やらたんぱく質やら脂肪やらミネラルを摂って、
 同じように寝たり起きたりしているものだから、
 似てないようで、けっこう「似ている」ものです。
 だから、じぶんが嫌っている別の人間の思考だとか、
 じぶんには縁がないと思いこんでいる人の感情だとかも、
 意外と想像できることが多いものです。
 つまり、じぶんの嫌いな人の考えることは、
 じぶんのなかに、「少しある」んですよね。
  
 ぼくも人間なので、それなりに苦手や嫌いがあります。
 その人と、ぼくは、まったく似てないのではなく、
 おそらくどこかが「似てる」んです。
 いやだなぁ、と苦く笑っちゃうんだけれど、
 それは、あっちも思ってるにちがいないことでね。
 
・嫌いな人、いやだなぁと思う人を、
 同じ人間じゃなく「敵」と名付けてしまうと、
 たがいに、相手に対して何をしてもいいことになります。
 「敵」だから(「敵」はワタシを危うくするから)、
 何を言っても何をしてもいい。そして消えてほしい。
 そう思えるようになります。
 「敵」を、より憎むために、人間以外の名前も付けます。
 悪い名を平気で投げつけられる人は、
 誇らしげに、相手を罵り、周辺の拍手をもらいます。
 嫌だなぁ、そういうの‥‥。
 ほんとに嫌だ、そういうの‥‥で、また思い出すわけ。
 実は、その人は、どこかワタシに似ている。
 こういう、せつない構造って、
 大昔からずっと直らずに続いているんでしょうね。
 このくり返しは、かなり、精神を疲弊させます。

 「敵」を見つめすぎると、「敵」に似てくる‥‥。
 そんなことも言われています。
 ぼくが、ほんの少々ですが、元気でいられる理由は、
 あんまり人を見つめてないからかもしれません。
 うまく言えないんだけど、そう気をつけているみたい。
 視線を、やっぱり「光の射してくる方向」に向ける。
 できるだけ、そうしようと思っているせいだと思います。
 意識してないと、目がちがう方を向いちゃいますけどね。

「せつない構造」かぁ、確かにその通りなんだなぁ。


Art Blakey Quintet『A Night At Birdland』やっぱり何度聴いてもいいねぇ。ブラウニーもローチとの双頭五重奏団のときより、気楽にのびのびと吹いているような気がする。若いからかなぁ、と思ってみたけれど、ほんと早世だったから、活躍した時期は何年もないんですけれどね。


15日(木)
稲刈りの日々が続く。
だんだん、一日のパターンが早まってきて、今日などは朝四時半に起床して、5時には籾擦り開始。8時前には籾擦りを終了して、米を農協に出し、9時前から稲刈り。15時には稲刈りも終了して、乾燥機に火を入れ、朝の籾擦りの籾殻を捨てにいって、仕事終了。


今日は地域の秋祭り。夕方からは子ども会の相撲大会もある。シャワーを浴びて、祭りへ。子ども相撲大会は今年から次女の尻相撲だけになってしまった。動画で撮ってやろうと、長女のIXYを借りて持っていったのだが、なんとデータがいっぱいで一枚も撮れないじゃないか!あわててiPhoneで撮影。