現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

コシヒカリの発送と「秋の詩」の稲刈りと秋分の日と「Bluesette」


22日(金)
朝五時前から発送準備。どうも曇りがちの天気。午前中は籾擦り。お昼から稲刈りに出る。今日から中晩稲の「秋の詩」の稲刈りだ!順調に刈っていたが、予定の半分くらいのところでポツポツと雨。雨の中では稲刈りはできないので、すぐに撤収。籾擦り作業に切り替える。でも籾擦りをしはじめたら雨は止んでしまった。で、籾擦りを終えたらざーっと降り出す。
夜の間も降ったりやんだり。雨雲がときどき通り過ぎるようだ。


大変お待たせいたしておりましたが、今日からご予約いただいている完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の発送を始めました。ご予約順に発送してまいります。中晩稲の「秋の詩」等の稲刈りをしながらの発送になりますので、一度には発送できないことをご了承ください。でも三、四日のうちにご予約分は発送致します。
中晩稲の完全無農薬有機栽培米「秋の詩」と「みどり豊」をご予約していただいた方はもうしばらくお待ちください。まだ田んぼで最後の登熟をすすめています。刈り遅れないように観察して適期に刈取ります!


23日(土) 秋分の日
雨上がりの朝である。早朝から発送準備。乾燥がまだあがってこないので、ご注文のお米の配達や「コシヒカリ」のお米で年貢を希望されてる地主さんへ年貢を配りに出たりする。それからくず米を農協に出したり。午後から稲刈り。もう少しからっとよい天気になるのかと思ったら、思いのほか雲が多い。昨日の雨もあるのだが、最後に刈った一枚は隣の田んぼの畦畔からの漏水で充分に土が固まっておらず、コンバインでの刈取りに苦労する。最後は久しぶりにコンバインにライトをつけながらの作業になった。見渡せば、僕の他にさらに二台のコンバインが動いていて、その二台もライトをつけて作業しておられた。時間を確認したら18時15分。ずいぶん日の入りが早くなってきたとおもったが、今日が秋分の日なんですな。
ライトをつけての作業自体は5分くらいだったけれど、その後、ゴロゴロとコンバインを車庫に戻す途中に、右腕を蚊に刺される。ひどくぷっくりと膨らんでかゆくなった。やれやれ。ま、すぐにもとに戻りましたが。


なんだか最近は彼岸花の写真ばかりを撮っている気がしているが、秋分の日、秋彼岸だから、まあ、いいか。朝、ドングリが落ちているのを見つける。毎年、その年の一番最初にドングリを見つけると♪ちいさい秋、ちいさい秋、ちいさい秋、見ぃつけた、と歌いたくなるから不思議。どこかですり込まれたんだろうな。


トゥーツ・シールマンスといえばハーモニカ奏者として有名だが・・・もともとはギターを弾いていました。昔、ジャズ喫茶でアルバイト(?)をしていた男の人がトゥーツ・シールマンスのファンで、よくレコードをかけてました。しかし、なんですな、口笛もスバラシイですな。僕なんぞは、誰かに口笛を聴かせようとすると、笑えてきてしまってすぐに音が鳴らなくなるのでした。そうえいば大学の時の下宿が同じだったY君は口笛が得意でした。彼はよく歩きながら口笛を吹いていたなぁ。昔は歩きながら口笛を吹く人がたまにいたような気がするけど、うん?そうでもないかな?でも今ではそういう人は皆無ですな。
しかし、自分で弾くギターとユニゾンで口笛を吹くのもすごいような、そうでもないような。「Bluesette」は忘れていたけど、エバンスで昔よく聞いたな。トゥーツ・シールマンスの曲だったとは今さらながら知りました。