現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

注連縄をぬうことと大豆の選別

みんなで注連縄ぬい

10日(土)
来年度は地域の氏神様、神社の当番組になります。それで今日は新しい注連縄ぬいということになりました。10年に一度当番が回ってきます。鳥居に下げる大きな注連縄は作らなくてもいいのですが、短めの小さい注連縄を2つと本殿 拝殿、社務所、御手洗をぐるりとまわす細い縄をぬいます。
いくら百姓をしているからといって、この時代、藁から縄をぬうなんてことはしませんから、10年ぶりです。しかも10年前は太い注連縄を担当させてもらったので、細い縄をぬうのは20年ぶりになります。しかも神さんごとの注連縄は左にひねって縄をつくるので、普通の百姓仕事の縄をぬうのとは反対向きなんだそうです。今回は藁から細い縄をぬうことになりまして、頑張りましたが、なかなかきれいには出来ませんし、時間もかかります。8人ほどで細い縄を担当しました。
前回は半日ほどで終了したのに、今回は丸々一日かかってしまいました。
まあ、しかし、きれいな注連縄に御幣をさげて神社もきれいになり、正月を迎える準備もいちおうできました。


夜は寄り合い。


11日(日)
風は冷たいが、陽射しがあったので、ありがたい。
午後5時をまわるとすっかり暗い。今日は5時半に家族そろって夕食。僕はすごく眠くなって、午後八時過ぎに寝る。
枕頭本は内田樹『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)を選ぶ。


12日(月)
いつものように6時前に起床。何時間寝たんだ?途中何度か、目が五秒ほど覚めた記憶があり、イヤホンで志ん朝の落語がなっているのを確認している。午前0時過ぎに、10秒ほど目が覚めて、iPhone志ん朝を止める。この後はぐっすり。


今日は曇り空だったのだが、ときどき陽が射す。なんだか暖かい、というか寒くはない。
大豆の選別。農協の選別機にかけて、大中小とクズ豆の四つに分ける。ま、小はクズ豆と一緒で田んぼに撒くことにする。
大豆を袋に入れたり、袋を担いだりしたので、汗をかく。