現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

麦に肥料をやりました。

麦と残雪の山

3日(土) ひな祭り
天気がいいし、風もないようなので、麦に肥料をやりに出る。二ヶ月ぶりの動力散布機の出番なので、燃料の混合油が足りないことに直前に気がつき、ガソリンを買いに走って混合油を調合したりする。


空は青いし麦も緑の葉を立ち上げかけているし、気持ちいい!もうヒバリも鳴いているじゃないか!と麦に肥料をやっていたのだが、お昼前から急に北風が強くなってきた。動力散布機というのは背中に肥料とエンジンと扇風機を背負って、エンジンで扇風機を回し、その風で肥料を飛ばすという物理的にはすごく簡単なシステムでわかりやすくていいのだが、飛ばす肥料はだいたい20kgほどを担ぐのだけれど、全体ではエンジンの重さも加わって重いのだが、飛んでいく1粒1粒の肥料の重量はそれほど重いわけでもないので、風に弱いんだなぁ。無風でフルスロットルにすれば15mから20mくらいは飛んでいくのだが、向かい風になるととたんに飛距離が出なくなりますからね。横風だと流されちゃうし。まあ少々の風ならなんとかなりますが、風が強いとなんともなりません。
というわけで午前中で中断。
午後はいよいよ風が強くなってきた。



コンビニでビールを買う時につまみとして漬物を買うことがたまにある。キュウリやナス大根、ニンジンなんかが詰合せパックされている。どうもそれほど美味くはないとは言わないが、味の差が激し過ぎるんじゃないの?先週買った時は大根の糠漬けが素晴らしかったが、今日同じパックを買ったのだが、うーむ。味が漬物としてスカスカじゃないか。うーむ。まあ、我慢しとこう。


4日(日)
起きた時は晴れていたが、すぐ曇りだす。午後からは雨の予報です。
霜が降りている田んぼ道を犬の散歩、朝食、とテキパキとすませて、昨日の続きで麦に肥料をやりにでる。無風です。曇りですが、気持ちよく仕事が進む。汗が出てきたので、また今日もヤッケの下のフリースを一枚脱ぐ。
曇っていたので、今日はヒバリは揚がっていなかったが、麦の間をあるいているヒバリを何羽か見る。もうちょっと麦が伸びたら巣作りはじめるんだろうな。
昼前にちょうど肥やりを完了。


午後は予報通り雨が降りだした。でもそれほど強い雨ではない。一雨ごとに・・・というところなんでしょうが、雨とともに気温がグッと下がったのが分かる。
玉露を飲んだり、競馬のWin5の馬券をあれこれ悩んでネットで100円買ってみる。Win5というのは5レース分の一着を全部当てるという馬券の買い方なのだが、5レース分考えなきゃならんので、つまり当たる確率はグッと下がるので、当たれば高配当という事になるし、時間的にも100円でずいぶん楽しめる。うーむ。しかし、最初の1レース目で外れてしまう。こうなると後の4レースはなんの楽しみも無くなるわけで、途方に暮れるとまでは言わないが、なんだか白けたような疲れたような気分になる。って100円しか使ってないのだが。いやはや。ちなみに5レースとも当たった人の払戻金は1415万円だったそうです。


そういえば朝、テレビで「ボクらの時代」というのをチラッと観た。中島弘之×矢野東×皆川賢太郎という野球・ゴルフ・スキーの一流選手があれこれ和やかにとてもいい笑顔で話していたが、一番年下の中島選手の礼儀正しそうな話しぶりがとても好印象。って他の先輩二人も好印象でした。ああいう謙虚さは自信の裏返しでもありますね。