雨はたいしたことがなかったけれども、朝からだんだん風が強くなってきて、午後二時あたりがピークだったでしょうか。新幹線も米原と羽島の間で止まったようですし。台風並でした。
この風ではとても播種した苗箱を苗代に出せないな、とわかるのでゆっくり播種を始める。芽出しは大変うまくいった感じで、催芽機に入れた種籾はちょうどいいハトムネ状態になっていました。
だいたい一箱に種籾100gほどの播種。
苗代におろせるのは明日か明後日か?天気が気になるところです。
桂吉朝の「かぜうどん」を聴く。うまいですねぇ。笑えます。客席からも笑い声と拍手が何度となく上がっていますね。病気になる前のノリにノッている時の吉朝さんの高座ですね。
『オーシャンズ11』という映画がありましたね。大ヒットした映画ですし、僕も大好きな映画です。ジョージ・クルーニーが服役中に離婚させられたジュリア・ロバーツに出所後、縒りを戻すために言い寄るセリフがあるんですよね。このセリフが忘れられないんだなぁ。ジュリア・ロバーツはすでにカジノ経営者の富豪のアンディ・ガルシアといい仲になっているのですな。
オーシャン(ジョージ・クルーニー)の問いに「笑わせてくれる」と答えられないテス(ジュリア・ロバーツ)。
僕は「泣かせもするけど、笑わせてもくれる」オーシャンをとるか、「泣かせはしないけど、笑わせてもくれない」ベネディクト(アンディ・ガルシア、この男の粋な感じは好み)をとるか、というような風に考えたくないし、たぶんそういうことじゃない。
もっと男女の仲の本質があるような気がするのだ。と書いて、うーむ。わしに男女の仲の本質など語れないことに気がつくが、やっぱり男は好きな女を笑わせられなくてはいけないのじゃないか。やっぱり女は好きな男に関してはいろんな局面で思わず知らず笑ってしまう(笑顔になる)ものではないか。
などとちょっと恐ろしい質問が頭に浮かびつつ。ステレオタイプな考え方だとは重々承知しつつ、でも幸福感はステレオタイプの中にこそたくさんある、とも思いつつ。幸福感はそうそう長くは続かないとも知りつつ。だからこそ日々の日常の暮らしを大切にしたいと思いつつ。
そんなこんなで吉朝の落語に一人笑っているのでありました。
うーむ。少し酔っているが、まあ、よしとしましょう(笑)。