現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

猛暑!だが極楽のあまり風も。


24日(火)
今日も早起きして穂肥をまいた。午後は日が傾いてから畦畔やら道路の法面の草刈り。
夕暮れ、草刈りをしていたら、カゲロウが飛んできて、僕のシャツの腹のところにとまりやがった。うーむ。すぐそばに湧水の川があるので、たぶん脱皮したばかりなんでしょうね。ネットでちょっと調べたけど、正確な名前はよく判りませんでした。フタスジモンカゲロウ?(って、どこがどう二筋なのかがよく判らないんですが。)こういうのは毛針釣なんかしている人がよく知っているのかな。
夏の夕暮れに、川面に立つフライフィシャーマン。ウォルトンの『釣魚大全』の世界ですな。うーむ。僕はフライロッドでなしに、刈払機を振り回しているのですが。


ツール・ド・フランスが終わっていた。コンタドールの出ないツールなんて、と言いたいところだが、冬に出るDVDを楽しみにしている。ウィギンスおめでとう。


イチローヤンキースへの移籍。うーむ。まあでも、ヤンキースの方が今のイチローにはあっている気がする。イチロー、応援しているぜ。またヤンキースでもカッコいいプレーを見せてくれい。しかしライトで8番?たのむぜ。
坂東玉三郎人間国宝に・・・。歌舞伎のこと観たこともないのだが、うーむ、しかし、梨園の出じゃなくて、歌舞伎界に飛び込んでの人間国宝だもんなぁ。玉三郎、応援しているぜ。
井山本因坊碁聖をとって四冠に。碁も知らないのだが、井山裕太君というか、井山さん、応援しているぜ。


桂米朝さんが、話のマクラで近ごろは使わんようになった言葉やけど、残しておきたいええ言葉というので、話されていました。“極楽のあまり風。”。「暑い夏、ふと開け放した窓から涼しい風が吹き込んで、風鈴なんかも、チリチリリーンと鳴る。心も体も、ふっと生き返る。ええもんでんな。昔はこういう風を、極楽のあまり風、なんてぇ、言うたもんですわ。極楽の余った風が少しだけわれわれの地上に吹くちゅうこってすな。」なんてね。
ええ、あんまり暑いんで、そんなことを思い出しました。

25日(水)
今日も早起きして、草刈り。それから予約していただいているお米の精米と発送。
午後日が傾いてから「秋の詩」にも穂肥をやる。こっちは「コシヒカリ」よりもたくさん穂肥をやる。その後日没まで田んぼのヒエ抜き。うん、いや、たくさん生えてしまった田んぼです。中干しする前にも大汗をかいて草取りをしたのだけれど、またこうして残っていたやつが、どんどん伸びてきてしまっています。やれやれ。ま、頑張ってとりますが。


夜は地域の自主防災の会議。


朝が早いので、昼寝をしているとはいえ、夜が起きていられない(笑)。


『別冊太陽 道元』アマゾンから届きました。表紙も巻頭の写真群、すばらしい!!永平寺で修業している人間だからこそ撮れた写真でもあるんでしょうな。T君、個展につづき痛快な活躍ぶり!おめでとう。これこそ本当に“極楽のあまり風”かも。