現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

猛暑がつづくこととあれやこれや

夏の朝の坂道

26日(木)
なでしこジャパン。やったー!


早朝より畦畔の草刈り。このところずっと大豆を播種した圃場の畦畔を刈っていたのだが、これで概ね一通り買った琴になるのだが、ま、草はすぐ元気に生えてきますからね。見習うべき精神力です。って植物にはたぶん精神力はないでしょうが。遺伝子の記憶というか、遺伝子の力っていうことのすごさを見せつけられます。


午後はあちこち田回りして水管理。今日はなんだかどの水路にもきちんと水が流れていたので、あちこち水を入れる。ありがたい。


27日(金)
うひゃ!男子も、やったー!


朝から田回り。あちこち、水を入れたり止めたり。またすこしヒエ抜きもする。


午前中は自走式の畦畔用草刈り機の刈り刃の左右を入れ替える作業をしたのだが、初めての刈り刃の交換なので、あれこれ取扱説明書を読みながらやったのだが、うーむ。取扱説明書はもっと丁寧に記述するべきですね。なんでもっと丁寧に書かないのか、不思議な気がする。僕に読解力がないのかもしれませんが、読解力のいる取扱説明書というのも、なんだかなぁ(笑)。
農機の取扱説明書は、丁寧すぎるくらいに書いて、時には笑いも誘うくらいに読んでもらって、十二分に自分のところの機械を使ってもらい、働かせてもらって、機械とメーカーに愛着を持ってもらう、これが戦術だし、王道だとおもうのですが、この取扱説明書はどうなの?という印象。エンジニアがどんなにかこだわって、いい機械を作っても、取扱説明書があれじゃ、エンジニアが泣きますぜ。実際、悪くない草刈り機なのに。


MacOS X 10.8 MountainLionをインストールする。なんだかんだで、インストールには1時間弱ほどかかったか。でもApp Storeで1700円でダウンロードして、そのままインストールできるんだから、思えばラクチンになったものですね。どこがどう変わったのかは、うーむ。ちょっといろいろ変わってそうですが、そのうちに報告します。たぶん。


午後は自動車免許の更新に米原の免許センターの分室へいく。知らないうちに免許証にICチップが埋め込まれるようになっているではないですか。って、今さらなんだろうけれど。暗証番号が8桁って、どう?いや、僕は確実にわすれない番号、って誕生日じゃないです(笑)が、にしたけれど、4桁でもときどき危うくなるのに、8桁ねぇ。みなさん、ちゃんとおぼえていられるのかなぁ、って他所のひとのことを心配する前に、自分の心配ですが。
久しぶりに講習を1時間受けましたが、免許の更新の講習をされている方も、毎回毎回同じことを話しておられるので、慣れた滑らかな口調なんですが、毎回、同じようなことを話するというのも、なかなかしんどいでしょうね。


夕方から、電気屋さんに行って、エアコンと電子レンジと電気ポットを買う。本屋さんやスーパーで買い物をする時には、言い値で買っていますが(うーむ。本屋さんやスーパーで値引き交渉している人はあまり見たことがないけど)、今回は「兄さん、こんなにぎょうさん買うんやで、しっかり勉強しといてな。」「こんなにぎょうさん、兄さん一人から買うてるんやで、こんなええお客はおらんで。もうちょっとなんとかならんやろか」と値段交渉。ま、兄さん、頭を抱えるふりをしておられましたけど、ちょっと勉強してもらいました。うーむ。世の中には買い物上手な人がおられますからね。落語の「壺算」とか、笑えるけど、畳み込むようにうまく話をもっていきますからなぁ。


28日(土)
なんだかむちゃくちゃ暑い。
仕事に出ようと思ったら、ちょうどオリンピックの開会式が始まったので、観てしまう。うーむ。長過ぎない?
イギリスは田園風景が自慢なんだろうな。そういうことなんだろうと思いました。


いつ選手入場になるかわからない感じなので、途中で切り上げて田回りをして、田んぼのヒエ抜きをする。朝露と汗で全身ドロドロドボドボになる。やれやれ。
田んぼから帰ってきたら、まだ開会式やっていて、ポールが歌うところだったけど、なんだか最初、ヘロヘロでしたな。


そうそう今日は高校野球の選手権大会の滋賀大会の決勝戦野洲高校北大津高校をテレビで観戦する。25年ぶりに決勝戦に出てきた野洲高校を応援していたけど、ふとみると、球審は近所に住む、幼なじみの同級生H君ではないかいな。マスクをかぶっているけど、シルエットやしぐさでわかります。H君はもうずっと県の高野連の審判部で、一番信頼できる、と言われてきているんだけど、堂々としたジャッジで、ゲームを盛り上げていました。カッコよかったです。


夕方陽が大きく傾いてから「秋の詩」の穂肥を散布する。