現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

猛暑が続くこと。穂が出始めてきたこと


29日(日)
朝の田回り。
午前中は農事組合のポンプ小屋や池周り道の法面の草刈り。暑くて、なかなかこたえます。


午後は穂肥を少しまく。葉色がよかったので、穂肥をやらずにいた田んぼですが、すこし葉色が落ちてきたようなので、通常の半分ほどの肥料をやりました。
それから大豆を播種したシーダーをトラクタから取り外す。


夜は地域の寄り合い。

30日(月)
朝の田回りで、5月の連休に田植えした「コシヒカリ」で、穂が出始めている。まだ出始めたばかりで出穂とはいえないが、二、三日で穂が揃うかも。そうなれば出穂。やっぱり例年通り8月の頭あたりということになりそうです。ふふ。ちょっとうれしい。こうなると稲刈りまで、あと一ヶ月ですね。


朝のうちに田んぼのヒエ抜き。二時間ほど頑張る。汗でドロドロ。


今日と明日が提出締切の書類がいくつかあるので、午前中かかって、あれこれ数種類を仕上げて市役所や農協へ提出。生産記録の提出があったのだが、こういうのは日々農作業の日誌をつけているので、すぐ出てくるのだが。・・・。



日々の農作業のことは、ファイルメーカーで作った“農作業日誌”という、ま、自作のテンプレートで管理しているんだけれど、いや、これはこれでなかなかよく作り込んでいていて、仕事全般に便利に使っているのだが、毎日の農作業をちゃんと記録する、っていうのが、なかなかね、できないことです。
大汗かいて帰ってきて、ビールをプシュ!なんてことになっちゃうから、ついついつけ忘れちゃう。ま、概ね、どこで何したか、は書けるんだけど、ちょっと詳しく書いておきたいこと、メモしておかないといけないこと、なんかが抜け落ちちゃうんだな。
これはデータ入力が、いろんな予定の管理に使っているMacOS Xに付属のカレンダーから僕の“農作業日誌”にデータを読込ませる形になっているからなんだろうな。MacOS X 付属のカレンダーに予定をやら農作業をメモしておけば、iPhoneiPadと一瞬で同期してくれるし、読込ませれば、二度同じことを書かなくてもすむから、これはこれでとても便利なのだが、便利過ぎて、カレンダーに書き込むだけで安心しちゃうのかな。うーむ。
さっきふと思いついたのだが、気象庁の気象データを読込ませれば、日々の農作業とその日の天候が記録できるなぁ。うーむ、ちょっと考えておきましょう。


午後はナタネの種取りをした圃場の草が伸びてきたので、トラクタで起し、草を土に埋める。それからトラクタの水洗い。


住吉美紀アナって、NHKからいつの間にか、フリーのアナウンサーになってたんだ。うーむ。世の中、知らないうちにどんどん動いているねぇ。って僕が疎いだけなんだろうけれど。民放でオリンピックのリポートなんかをしているものだから、ビックリしてしまいました。いやはや。


あ、机周りの掃除をしていて気がつきました。書き忘れていましたが、村上春樹 文・大橋歩 画『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』(マガジンハウス)を昼寝のおともに読んでいました。いや、なかなかいい感じ。先に読んでいた『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』より、いいかも。


オリンピック。柔道をわりとよく見てるんだけど、負けた人も勝った人も、日本人の選手のコメントのなんとすばらしいこと。泣けるぜ。