現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

生協の消費者の方と昼食会と作業所の準備が概ね完了


25日(土)
今日も残暑厳しい。
びわこ農協は集荷したお米を京都生協にも卸して販売しているのですが、京都生協では今年から産直商品ということで、JA北びわこと名前入りの米袋で販売されるようです。それで京都生協の消費者の方との交流会ということで、午前中は田んぼで稲刈り体験をして、お昼に湖北地方の郷土料理と収穫したばかりの極早稲品種、24年産の新米「あきたこまち」を食べる懇親会がありましたので、僕はお昼の懇親会に地元の生産者として参加してきました。
あきたこまち」を食べるのは久しぶりでしたが、さすがに収穫したばかりの新米、大変おいしかったです。塩おにぎりにしていただきました。JAの女性部の方が郷土料理として出してくださったご馳走に、琵琶湖のスジエビと大豆を使った「えびまめ」が出てきました。そういえば久しく食べていないかも。これも大変おいしかったです。あとは芋じく(サツマイモの茎)の煮物とか。漬物とか。要するに派手な豪華な料理ではありませんが、しみじみ美味しかったです。歳をとったということなのかもしれませんが、芋の煮物とか、青菜を茹でて堅う絞って、ゴマでもちょっとふりかけたものとか、酢の物!タコとキュウリやワカメの。うーむ。いいねぇ。それからなんといっても漬物!つけもんですな。そういう昔ながらの郷土料理というか、家庭の味というか、そういうのがとても好きになってきています。いえ、お肉も好きですけどね。あ、書き忘れるところでしたが、芋じくの煮物に関してはうちの奥さんのお母さんに適う人はちょっとないと思います。


26日(日)
乾燥機で籾を乾燥したあと、籾擦りをするわけだが、乾燥の終わった籾を一旦、作業所の二階に貯めて、そこから籾を一階の籾摺り機の中に入れるようになっているのだが、この乾燥の終わった籾を乾燥機からブロアで出す時に、これまたけっこうな埃がでるので、この埃を換気扇で外に出すようにしています。しかしまあ、田んぼの中の作業所ならいざしらず、出す埃の始末も考えなくてはいけません。ここ数年の大きな課題だったのですが、去年、ちょっとしたアイデアが浮かんだので、発泡スチロールの板で試作。うまくいきそうな予感がしたので、今年はホームセンターで合板を切ってもらい、木ねじであれこれとめて工作。インパクトドライバーに活躍してもらう。ふふふ。さて、どうか。


午後はちょっと遠くの親戚が母の見舞いにきてくれたので、送り迎えをしたり、食事をしたり、あれこれ話をする。


夕方、田回り。


27日(月)
残暑厳しいが、風があった。作業所の乾燥調整システムの仕上げ。排塵の銀色の蛇腹のダクトが二本むき出しで外に出ていて、ここ数年、どこかのサティアンのような気配。うーむ。


田回りをして、どうも稲刈りもできそうな気配なので、明日から「コシヒカリ」の稲刈りを開始するかもしれません。ちょっとまだ早いのかもしれませんが、遅く田植えしたのも、どんどん色んできているので、早めに開始したほうがいいのかも。うーむ。


夜は防災の寄り合い。