現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

完全無農薬有機栽培米「みどり豊」も稲刈り終了!

ルイ・ルテリエ監督『グランド・イリュ

思いのほかの上天気となりました。というか蒸し暑っ!(てか蒸し暑っ!)
というわけで今年の稲刈りも終了しました!台風の影響もあまりうけることなく無事に収穫できてありがたいです。


朝からヌカ捨てに行ったり頼まれていたヌカ(籾殻)を届けたり、年貢米を配ったり。すでに大汗をかいている。蒸し暑いんですけど。
稲刈りの準備。そして稲刈り。今シーズン最後の稲刈りは完全無農薬有機栽培米「みどり豊」です。雑草とともに稲があります。うーむ。冷や汗。
田んぼの四隅をすこし手で刈る必要があるのだが、それを手伝ってくれた長男が「なんで、この田んぼはこんなに草が生えたるん?」と言ったらしい。「そうなんよ、こんな作り方してやんすんよ。」と言うといた、と母が言っていた。やれやれ。
僕は雑草で詰まらないようにコンバインをゆっくり動かしていく。無事終了しました!収量はわかりませんが(笑)。


その後、籾を運ぶコンテナの網についた籾を取って掃除し、コンバインも簡単に外せるカバーをはずし、動散で埃を吹き飛ばしたりして、軽く掃除する。
本当は年貢米を配ってしまいたかったのだが、蒸し暑さで大汗かいているので、明日以降に延期することにした。


九月は後半から雨がちになっていますね。ニュースでは日照が例年の1/10とか1/3とかあちこちで取り上げられています。その割に気温は高めで蒸し暑い時期が後半も続きました。おかげで少し収穫が遅れたりしましたが、お米の胴割れなどの被害もほとんどなくてありがたかったです。



夕方、まだ少し明るさの残る時間帯だが、ビールを飲みつつiTunesでルイ・ルテリエ監督『グランド・イリュージョン』(2013)を観る。おもしろかったし、楽しめたけど、最後あれでいいの?不満も多いんじゃないか?と思ったらやっぱりネットではいろんな意見が出てましたな(笑)。たしかにちょっと強引に過ぎると僕も思います。ええ、これ以上は書きませんが。マイケル・ケインモーガン・フリーマンが出ていたのには、ちょっと驚きもし、笑えたりする。メラニー・ロランは、なんだかいいねぇ。
おつまみに「豚たんのジャーキー」を初めてコンビニで買ってみる。うーむ、いい味ですが、ちと高い。「あたりめ」もこのサイズの袋だとちと高いな(笑)。


そうそう朝の散歩で、イノシシの足跡をいくつも見つける。昨夜はこの道をのそのそと歩いていったのだろう。サイズはどれくらいなのかはわからないが、このあたりでもイノシシの被害が増えてきているので、畑や田んぼをネットで囲ったりしている人が増えてきている。うーむ。



この今朝の日本農業新聞のコラムの”超生”の水分19%のお米だが、なるほどなぁ、と思った。このあたりでも農協は14.5%に乾燥調整して出荷してください、と言っている。もちろん僕も農協へ出荷するお米は15%で乾燥をとめる。すると農協へ出荷すると自然に乾燥がすすんで14.5%ほどになっているのだ。ネット販売しているお米は16%ほどで乾燥をとめています。ちょっと水分高目。ですぐに保冷庫へ入ます。たぶんご注文をいただいて、精米して発送し、皆さんのお宅に配達される頃には、15%前後のちょうどいい頃合いの水分量になっているのはないかと思っています。


完全無農薬有機栽培米「秋の詩」も「みどり豊」も楽しみです。まだ籾擦りしておりませんが、出来次第、順次発送予定です。もうしばらくお待ちください。