現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

溝切りとチェーン除草とアゲハチョウ


朝、地域の耕作者のみなさんに、来年度の集団転作の予定圃場をお配り申し上げる。もうすぐ小麦の収穫なのだが、小麦の種をとる量を考えていただかないといけないからだ。


午前中は昨日の続きで、溝切りと落水。連休植えの「コシヒカリ」の分は終了。「秋の詩」は一枚だけ。
たっぷりの昼寝のあと、午後は無農薬の「秋の詩」の圃場の三回目のチェーン除草。
おおむね10日おきにチェーン除草をしているので、田植えをしてから約一ヶ月というところです。この圃場は水持ちがいいし、そこそこ深水管理ができたので、ずいぶん抑草、除草ができているように思います。でも田んぼがまったくの均平ではないので、高いところは浅水になりがちですから、そういうところはけっこうヒエが生えておりました。要するに、この二回のチェーン除草に耐えて根を張ってきたヒエですから、この一ヶ月でイネと変わらないくらいに大きくなっております。もうこうなるとチェーン除草では効果がないので、手で抜いて回ることになります。土がまだトロトロですから、抜くのに力はあまりいらないのですが、チェーンを曳きつつの作業になりますから、結構大変です。眼に汗がしみます。


昨日から考えていたのですが(笑)、眉毛を剃っているわけじゃないのに、なんでこんなに眼に汗がはいるんだろう?眉毛と眼の間のまぶたが汗をかくのかな?と思ったりしていたのだが、要するに、汗をかきつつ、うつむいて手で草を抜いたり、足で草を踏んで土に埋め込んだりしているので、頭が下向きがちだから汗が眼に入るんだろうな。うーむ。
画像はイネの苗のように見えますが、イネではなく抜いたヒエです。


奥さんが、冷蔵庫にビールを冷やしておいてくれているのを発見して、こんな時間に飲みつつ、田んぼで捕まえたアゲハチョウの画像を編集したり、文章を書いたりしています。