現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

八月になったことと美しい人をつくる「所作」


1日(木)
畦畔の草刈り。


2日(金)
畦畔の草刈り
夜は寄り合い。


3日(土)
終日、コンバインの掃除と整備。
夜は寄り合い。


4日(日)
午前中の早いうちは、中学校の廃品回収に出る。
その後トラクタの整備とナタネの種とり圃場を起す。
午後は畦畔の草刈り
夜は寄り合い。


5日(月)
午前中は精米など。
午後は畦畔の草刈り。


しばらく更新できなかったのは夜、夜の寄り合いが続いたからかな。5日ぶりだと、なにがなんだか。
あちこち出穂してきて、完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」も走り穂が出てきました。


それから今日たくさん「秋の詩」のご注文があり、「秋の詩」も一気に完売!ありがたいことです。
ありがとうございます。


先日、新聞広告をながめていたら、
・正しい言葉を使う。
・毎朝、両手を合わせる。
・裸足で生活してみる。
・季節を感じながら、ゆっくり歩く。
・ゴミは正しく捨てる。
・畳のへりを踏まない。
・お腹いっぱい食べない。
・箸や器を大切に扱う。
・朝、5分でいいので掃除する。
・朝起きてすぐにテレビをつけない。
・朝起きたら窓を開ける。
・朝、歩く。
・一日一回、腹から大きな声を出す。
・毎日同じ時間に眠る。
・「今日のこと」は、眠る3時間前までにすませる。
・身に着けるものは、長く大切に着られるものを選ぶ。
・花を飾る。
・古いものを大切にする。
・美しい文字を書く。
・目上の人を尊敬する。
・メールではなく、直接話す。
・感謝は、感じたときにすぐ伝える。
・風呂敷や手拭いを使う。
・月を愛でる。
・日本文化に触れる。


などという言葉が並んでいて、いちいちその通りだと思ったものですから、クリックしました枡野俊明『禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本』(幻冬舎)。
若いときは、この手の本は大嫌いだったのですが、なんだか素直に読めました。ま、クリックして買わなくても、この広告の二十数行がすべてといえばすべてなんですが。
でも「所作」っていう言葉にしびれたんですよね。なぜか。この中の三つ四つでも、ちゃんとできたらずいぶん暮らしが変わるような気がします。最初の「正しい言葉を使う。」なんて、一生できないような気にもなるし、正しい言葉とは、と考えたくもなります。
「裸足で生活してみる。」「お腹いっぱい食べない。」「身に着けるものは、長く大切に着られるものを選ぶ。」「美しい文字を書く。」「風呂敷や手拭いを使う。」具体性があると、物語が生まれますね。