現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

無農薬の「コシヒカリ」も走り穂が出てきたこととイモムシ


今日は無人ヘリ防除のお手伝いの出役があり、朝、3時半に起床。4時15分に集合場所へいったが、雨。レーダーで雨雲の様子を眺めたり、彦根の気象台に電話して相談したり、悩んでおられたが、9時頃までは雨が残りそう、ということで、延期になる。


はい。きっちり9時過ぎまで雨で、その後、晴れてきました。
で、午前中は、ご近所への配り物をあれこれ準備して、配って歩く。月に2回、こうして配り物が届くので、数種類あるやつを一件ごとにまとめておいてから、配る。市の広報誌やあれや、これやなのだが、たいていどれも発色のいいカラー印刷だから紙も良くて、したがって重い。何で毎月毎月、こんなにあるのか、不思議といえば不思議である(笑)。


午後は畦畔の草刈りに出る。
ちょうど今、あちこち「コシヒカリ」の田んぼが出穂期を迎えていて、6月の頭に田植えした完全無農薬有機栽培米コシヒカリも走り穂が出てきました。
出てきた穂はまだ中身は雄しべと雌しべだけで空っぽなんでしょうけれど、これから中に汁が溜まってきて膨らんできて、それが、お米になっていきます。この汁の状態の時にカメムシなどがやってきて、ちょっと吸うのですな。すると米になったときに黒や茶色の点の染みが残るようになって品質が下がるのです。それでカメムシなんかが寄ってこないように、畦畔の雑草を刈っておきます。カメムシはイネ科の雑草、ヒエなどが大好きでヒエに集まってくるのです。
畦畔に除草剤をまけば、簡単なんですが、ま、がんばって刈っています。




そうそう、今日も草刈りのとき、大きなイモムシを見つけて、大きいからなにかアゲハチョウの仲間の幼虫かな、と思っていたのですが、よく調べてみたら、セスジスズメガの幼虫ですな。幼虫のお尻に角が一本だけ生えているのは蝶でなくて、蛾の幼虫だということでした。なるほど。勉強になりました。幼虫は脱皮するので、幼齢・齢数の変化で、色や形がどんどん変わるので気を付けないといけないということでしたが、ま、そうですわな。


ちょうど五年前の今日のブログでも、同じイモムシの写真を掲載していることに気がつく。このときはアゲハチョウの仲間の幼虫と書いているが、これは間違いですな。幼虫がいたのも、同じヤブガラシですし、間違いないです。
ひょっとすると、昨日のイモムシも幼齢が一つ前のセスジスズメガなのかもしれません。そんな気がしてきました(笑)。面白い。
いろいろセスジスズメガの幼虫を検索していたら、虫食いのページをいくつかみつけました。わりとおいしいみたいです。