現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

八月の終わりと九月のはじまりと防災避難訓練

31日(土) 曇り時々雨
まだ昨日刈った分の乾燥が上がらない。どうも乾燥機の調子がおかしいのか、1時間ばかりで乾燥が止まってしまうのだ。いやはや。
午前中は配り物や隣組の仕事を片づける。


午後は明日おこなわれる地域の防災避難訓練の準備。椅子やらテーブルを会場の小学校に運んだりバケツリレー競技の判定機の組立などをする。


雨が降るかどうか心配だったが、午後遅くなってから稲刈りに出る。こういうときの判断は難しいものだ。
で、部分的に倒伏している田んぼを刈ることにする。まだ少し適期には2、3日早いのだが・・・。


倒伏しているところは刈りにくいのでゆっくりコンバインを動かすし、時間がかかって、一枚刈り終わったときには暗くなってしまった。コンバインのライトを点けながらの稲刈りだ。雨も心配していて、レーダーでは敦賀辺りでは激しい雨が降っているようだし、このあたりもそのうち降るに違いないので、心はいささか焦る。最後はすこししぐしぐと雨が当たってきたが、なんとか無事に刈り取り終了。ありがたい。すべての籾を乾燥機に入れたところで、雨がざぁーっと猛烈に降ってきた。いやはや。


ちょうど今日はあっぱれ祭が近くでおこなわれていて、花火の頃だったようが、観にいっていた子ども達も濡れて帰ってきたことでした。


乾燥機の調子がおかしいと今後に響きますから、夜遅くなってから、乾燥機に燃料を送るパイプのエア抜きをしてみる。もちろん最初に動かすときにエア抜きはしているし、エアを噛んでいたんでは、そもそも動かないのだが・・・。うーむ。


八月も終わります。


1日(日)
天気が心配されたが、朝から曇り。
午前中は地域の防災避難訓練。湖北地方を震源とする大きな地震が起こったという想定です。朝からヘルメットと消防のハッピを着て安否確認やらなにやらこれやら。消防署からも何人も来ていただき、起震車の地震体験、煙り体験、担架づくりと応急処置、バケツリレーと消火栓とホースの繋ぎ方訓練、おにぎりの炊きだし等々、盛りだくさんの訓練です。


午後になっても昨日の籾の乾燥が終わらないので、午後は骨休みとする。明日朝から籾擦りをして、早いうちから稲刈りに出られるように。と、いっても天気次第なのだが。
昨夜のエア抜きの効果があったのかどうか、今日は順調に乾燥機が動いてくれています。明日は籾を排出してから、すこし乾燥機の中のネットの掃除をもう一度してみます。


で、骨休みで、久しぶりに昼寝と部屋の掃除をする。部屋に掃除機をかけるのは半月ぶりか・・・。やれやれ。


掃除機をかけ、あちこち読みかけの本やファイルの整理をしたりして、きれいになった机でお茶を淹れてみたり、缶ビールをプシュッとしてみたり、ウイスキーをグラスにほんの少し入れてちょっと舐めてみたりする。気持がいいし、飲み物もうまい。ええ、僕は本来きれい好きなのだ。
それなのになぜすぐに散らかってしまうのか、考えてみれば50年来の謎である。