現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

車の横滑りと餅つきと青空

長男が朝、7時に駅につくから迎えに来て欲しいだと。
6時半に家を出たが、至る所で道路が凍結。スタッドレスタイヤの四輪駆動の車でも、二度ほどまっすぐなところでお尻を振ったので、カウンターを当てる(逆ハンを切る)という運転をする。二度目は住宅地の道路で右に左にとわりと大きく振った。すぐ後ろに車がついていたのだが、すーっと距離をとって離れたのが、バックミラーで見えた。
しかしなんだな、助手席に乗っていて、車が横滑りしたりお尻を振ったりすれば、「お!」とか「う!」とか「あわわ!」とか、何とか言いそうなものだが、長男は何も言わずに前を見てたので、「あんた、車がお尻振ったの、わかった?」と聞くと「うん、凍ってるな」だと。落ち着いて安心しているようだが、僕にはソルベルグほどの運転技術はない。


朝から餅つきの準備で、奥さんがバタバタと準備をしてくれている。もち米が蒸し上がって、さて、これから餅つき(といっても、羽根が回転するだけなんだけど)というのに、餅つき機のモーターがぜんぜん回転しなくて、ウィーンと唸るばかりである。何度やってもダメ。奥さんがもち米をとり出して、羽根も外して軸だけにして負荷をなくしても、やはり同じ。こりゃダメだ。
考えてみれば、この餅つき機は20年以上は使っている。ひょっとすると30年ほど使っているかも。充分に仕事はしてくれたので、家族一同、だれもこの機械を口汚くののしることなく、「ま、よう働いてくれたもんやな」とねぎらったのでありました。機械は東芝製「もちっ子」です。


しかし、すでに蒸し上がったほかほかのもち米ができているので、ほおっておくことはできない。何とかしなくては。家のすぐ近くのホームセンターなら、もうすでに開いているので、財布を握りしめていく。ありました。一機種しかないので、選択の余地もない。値段も高いのか安いのかもわからない。奥さんが二升つけないといけないと言うが、ちゃんと二升づきの大きさでした。
すぐに購入して餅つき再開。ふた臼分だから四升を餅にして、お鏡さんとはまぐりに丸めました。
僕は、このお餅を丸めるのが得意で(笑)、餅をちぎってくれるのは奥さんですが、それをくるくると掌でまるめて、皺のないピカピカつるりのもち肌の、お餅に仕上げます。一緒に丸めていた次男にそのコツを伝授していたら、「もー、去年も、何度も聞いたがな。」と嫌がられました(笑)。


午後は奥さんと次女が正月準備の買い物に出かけたので、あれやこれや細々した用事をしつつ、座敷と玄関の掃除。掃除機をかけたり、ぞうきん掛けしたり。


そういえば今日は朝からずっと「あまちゃん」のダイジェストをやっていて、うちはぜんぜん観ていなかったので、次女やら次男がちらちらと観たりしている。次女は「福士蒼汰が出てる!」とニコニコだ。つい先日は「松坂桃李!」と叫んでいたのに。でも福士蒼汰くんは初めて見たけど、松坂桃李くんに似てませんか?よく似た感じなんだけど。よく、年取ってくると、若い人の顔で見分けがつかなくなる、という現象が起きるが、あれかな。
次女によると松坂桃李もはシンケンジャーという「スーパー戦隊シリーズ」、福士蒼汰は「仮面ライダー」をそれぞれやっていたらしく、今どきの若くて男前の俳優さんはみんなこの手の戦隊もの仮面ライダーものからの人が多いのだとか。なるほど。


内田樹の研究室に「農政について」という文章が載っているよ、と教えてもらいました。その通りだなぁ、と思うので、このブログでも勝手にリンクを張っておきます。


レノン号のリードを放してやったら、うろちょろしてました。