現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

憲法記念日は終日「尻踏み」


憲法記念日
今日は終日、「尻踏み」作業。天気が良いという予報だったが、なんだか曇り空が多かったし、お昼前から風が強くなった。強風注意報がでて、JRの湖西線は強風のために列車の運行を見合わせたりしている。


GWも後半ということで、今日から四連休なのだそうだが、なんだか田んぼ仕事ばかりになってしまいそうだ。トラクタに乗りながら、ラジオを聴いていたら、あちこちで渋滞が発生していて、長いと40kmにもなっているという。ラジオでは「連休の渋滞ニュースを家で楽しむ」という川柳が紹介されたりしていた。


四連休ということで、今日から田植えを始められた農家も多かったが、今日の風では難儀されたところも多かったのではないか。
「尻踏み」という作業は、薄水で作業して、水を見ながら田んぼの均平をとるのだが、この強風では薄く張った田んぼの水が風下側に吹き寄せられてしまうのだ。これでは田んぼの均平はとりにくいが、ま、概ね均平はとれているので、今日は細かいところには目をつむりつつ作業をする。


そういえば、坂本龍一鈴木邦男愛国者の憂鬱』(金曜日)読了。坂本龍一の父親は編集者で、三島由紀夫高橋和巳小田実なんかの担当だったということを知ったりする。
それから鈴木邦男は右翼だというのだが、なんとも右翼のイメージがずいぶん変わってしまった。うーむ。


麦も出穂してきたし、種採り用の菜種も、花が終わり、種の鞘もだんだん膨らんできています。


このところ日没ぐらいまで仕事しているのだが、新緑の夕風に吹かれて、あぜ道や「尻踏み」した田んぼの中にいると、なんだかどこか懐かしいような気分になってくる。