現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

みどりの日と尻踏みと燃料代


みどりの日
終日、「尻踏み」作業。
午前中は風もなく快晴で、みどりの日にふさわしい、新緑の輝く、素晴らしい天気だったが、午後からはまた強風。「尻踏み」がし難いったらない。


午前中の陽気でたくさんの田植え機が動いていた。こうして一気に田植えがすすんでいく。
うちは明日からの田植えを予定しているのだが、どうも明日は天気が良くないみたいなので、心配だ。


お昼にトラクタや田植機の燃料の軽油を軽トラに200Lのドラム缶を積んで、近所のガソリンスタンドに買いに行った。いつもは別のところに配達してもらっているのだが、連休で休んでいるのだ。しかしなんですな。なにをいまさらとおっしゃるかもしれませんが、今、ガソリン代も軽油代も、ものすごい値段になっていますね。レギュラーガソリンが160円超えてるし。軽油も140円超えてる。
いくら有機農業、無農薬栽培といっても、農業機械がなければ、どうしようもないわけで、鍬やスコップだけでは、今の面積の田んぼをとても耕せるわけも、田植えできるわけも、稲刈りできるわけもなくて、大きなエンジンを載せたトラクタやコンバイン、田植機は必須なわけですね。要するに燃料がなくなれば、他の産業と同じように農業もできなくなる構造です。
節約・倹約に励んで、知恵と才覚で生き抜かねばなりませんな。それにしても、こうして春作業で連日トラクタを運転していると、この燃料代の高騰はツライ。


夜、風呂から上がってきたら、やまさき十三監督『あさひるばん』というDVDを次女が観ていた。レンタルしてきたようだ。途中からだったが、最後まで観てしまう。映画そのものは、わりと単純でたわいないとは思ったが、何度か笑って楽しめました。


画像はみどりの日の私とレノン号