現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

終日「尻踏み」したこととドスンボ


29日(水) 昭和の日
朝の犬の散歩は、田回りも兼ねているのだが、「こなし」をすませたうちの田んぼを眺めていたら、なにやらビチャビチャビチャと動くものがある。鮒か?うちの田んぼなので「こなし」がすんでいるとはいえ、田んぼに入って観ると、これがドスンボだった。この辺りではドスンボというのだが、一般的にはドンコとも呼んでいるらしい。何年か前に、水槽で飼ったこともあるのだが、これまた田んぼで採ってきた小さなドジョウを数十匹、なにげなしに同じ水槽に入れたら、一晩ですべてのドジョウを食い尽くし、二日後に消化不良をおこしたのか、死んでしまった。ま、それくらい貪欲な魚なのだ。
右手にレノン号のリードを握っているし、左手はレノン号のナニを処理するための移植ごてをもっていたりしたので、ドスンボを捕まえることはできなかった。手の上に乗せられれば、どんな魚かよくわかるんだが。ちょっと弱っているのかな?田んぼにはたくさんカエルもいるので、食料には事欠かないと思うが。ドスンボはカエルを捕食することができるのか?ま、ひょっとしたらドジョウもそのあたり泥の中にいるのかもしれない。
iPhoneで撮ったビデオはなんの編集もせずにアップしておきます。途中、一瞬、水面にトンビかカラスが飛んで行くのが写るんだよね。


ウィキペディアで「ドンコ」を調べたら、スズキ目ドンコ科に分類されるハゼの一種だそうです。「一般的ではないが食用とされることもある。調理方法としては唐揚げ、塩焼き等があり、肉は白身で美味とされる。」ともありますな。思い出したが、そういえば小さいころ近所の子供同士で魚取りをしていた時、隣の歳上の子がドスンボを捕まえて「もって帰って焼いてもらおうか」と言っていたような気がしてきた(笑)。50年近く前のことなのに、まだ圃場整備される前の田んぼの脇の池や川の中にザルや網を入れたり、石の隙間に手を入れたりして遊んだことを、ありありと思い出しますな。


で、レノン号の散歩が終わったら、浸種しておいた種籾を催芽機に入れる。水温を28度まであげるのだ。
明日は播種の第三弾となります。


で、終日、「尻踏み」作業。「尻踏み」は二回目の代かき。土を砕いて泥にするだけでなく、田植えができるように均平に仕上げます。この均平がなかなか厄介なんですけどね。今日は風があまり吹かなかったので、そこそこ上手にできたような気がします(笑)。


日没後19時まで「尻踏み」したのだが、やはりあたりが暗くなってくると、早く家に帰りたくなりますな(笑)。


昨日のブログにのせた名前のわからない花はワスレナグサだと教えていただく。ありがとうございます。うーむ。僕の思っていたというかイメージしていた勿忘草は、ちょっと違ったのだが、図鑑で確認してみたらワスレナグサですね。しかし、花に詳しい人はうらやましいです。ええ、ありがとうございます。
右上の写真も今朝撮ったのですが、道端に群生しておりました。花の形からスミレの仲間だと思うのですが、葉っぱがなんかちょっとね。って、教えて、って言ってるわけではないのですが、そう聞こえますか(笑)?