現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

肥料をまいて汗を滴らせることと葉室燐『いのちなりけり』


15日(火)
蒸し暑い。
5月中旬に田植えした「コシヒカリ」に午前中、午後と穂肥をまく。夕方からはミネラル肥料もまく。お昼に着替え、夕方にもまた着替える。お茶をがぶがぶ飲みながら、たらたら汗を滴らせていると、スポンジになったような気がする。


えーっと、この『現代田んぼ生活』の読者で、『日経MJ』という新聞の読者はいらっしゃいますか?(笑)。まずおられないのではないでしょうか。
春にも電話による勧誘があって、その時はすでにお米の在庫もなく、完売状態でしたし、お断りしたのだが、また電話による勧誘がありました。
なんだかんだはあったのですが、ちょっとした考えもあって、8月1日発行の『日経MJ』に、小さな小さな広告を載せることにしました。『日経MJ』って、読んだこともない新聞ですが(笑)。今年はいろんな新しいことを始めている年なのですが(新型チェーン除草機W3600NSや「みどり豊」という品種に取り組んだことや、無農薬有機栽培だけではない無施肥の自然農などなど・・・、本当は去年から取り組んでいるやつもあるのですが、これはまだお知らせを控えています(笑)、思わせぶりですが。)、ま、その一環でもあります。一環でもあります、などと書くと大きな計画が進行中のような気配が漂いますが、そういうわけではなく、新型チェーン除草機W3600NSの活躍によって、無農薬有機栽培の面積が少し増えそうなので、少し収穫量も増えるかもしれないという、単純な判断です(笑)。8月になったら、予約の受付も開始する予定ですので、もう、どんどん、クリックしていただいて、ご予約をお願い申し上げます。

16日(水)
今日も、蒸し暑い。なにか動くたびに汗が滴り落ちる。お昼に農業共済の方が来られたのだが、しゃべっているだけで、額からも首からも腕からも、汗が滴り落ちた。蒸し蒸しと暑い。


午前中は、昨日の続きでミネラル肥料をまく。もちろん全身汗だくなので、衣服はすべて着替える。
午後はお昼過ぎに、配りものをして、そのあと、先日終えた大豆の播種のシーダーを掃除したり洗ったり、トラクタから取り外したりして、格納する。


アサヒビールオリオンビールの共同開発と銘打ってある「沖縄だより」をコンビニで見つけたので、買って飲んでみた。うーむ。オリオンビールは大好きなのだが・・・。あの特有の青臭さがあまり感じられないですね。うまいけど(笑)。アサヒビールが「あの青臭さでは全国展開しても売れませんので・・・。」とかなんとかいちゃもんを付けたんじゃないだろうな。あの沖縄の青臭い爽やかさがないのなら、商品開発の方向性が間違っているような気がしています。アサヒビールオリオンビールも、よく考えていただきたい。


夕暮れになって、コウモリが飛んでいる。冷たいビールを飲みながら、コウモリが飛ぶのを眺めるのもわるくない。


葉室燐『いのちなりけり』(文春文庫)読了。これまた枕頭本でしたが、楽しめました。葉室燐は漢詩やら和歌やら、どうもそういう韻文系が得意みたいですね。ちょっと話の展開が急で、スピード感があるように書いてあるのですが、そういう必要はないぐらい筆力がありそうなので、もっとじっくりゆっくり書いてもらってもいいかも。って、まだ葉室氏の作品の執筆順とかがよく判っていないので、これも初期の作品なのかもしれませんね。あ、2008年の作品ですか。
続いて『秋月記』(角川文庫)に突入?