現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お米の発送とデュフィ展と皆既月蝕と玄米・分づき食



7日(火)
朝から快晴。
午前中はお米の発送と籾擦り。
午後はまた発送の準備と発送など。


8日(水) 寒露
午前中も発送の準備。
午後はお米で納める年貢をあちこち配る。
これで、発送も年貢も一段落か。ありがとうございます。


今日は旧暦の長月十五日。満月で、皆既月蝕。雲ひとつない天気で、何度も外へ出て月をながめる。あ、満月だ、と思っていたのだが、急に欠けはじめるとやっぱりドキッとしますね。
「FMコデラ」では、月に関する曲の特集をやっていて、おもしろいなぁと思う。


新聞で、愛知県美術館デュフィ展が始まることを知る。ピカソももちろん好きなのだが、デュフィも好き。
えーっとデュフィという画家をあまりご存知ない方は、Googleの検索で「デュフィ」の画像検索をしてみれば、その色彩の美しさがたちどころに理解できます(笑)。それは「色彩の魔術師」などと言われるゆえんであります。新聞では、そういう「色彩の魔術師」というレッテルがデュフィの正当な評価を妨げてきた、と書いてありましたが、それはデュフィの絵のすばらしさは、色彩だけではないのでしょうが、この華やかな色彩を見て「色彩の魔術師」ということが、正当な評価でないとでも言うのだろうか。うーむ。


今日の「日本農業新聞」に、「お米をおいしく 玄米分づき米に注目 かみ応えを楽しむ」という記事が載っていた。わが意を得たり、という内容だが、玄米御飯は圧力鍋があれば、もちろんいいのだが、圧力鍋がなくても、土鍋でも、普通の炊飯器でも、普通の鍋でもおいしく炊ける。記事では、玄米を一晩浸水させる、とあるが、はい、一晩浸水させれば、圧力鍋がなくても、大丈夫だと思っています。でもこの時間がね、なかなか、待てる人とそうでない人がいるんです(笑)。
と、こんな記事に注目しているのは、うちの農園のお米も、玄米、分づき米が、ずいぶん増えてきているからです。家庭用の精米機を持っておられて、その日、炊く分だけ、もしくは、一週間分だけ精米しておられる方もいらっしゃいます。
そういう意味で、あれこれ意識が変わってきてる部分があるなぁ、と感じています。ふふ、でもすぐに旨味を感じられるのは白米なんですけどね。



皆既月蝕の夜に、なにか、とご所望の方は、たとえば。