現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

風は強かったですが、よい天気でした。

ヱビスさん

午前中は、精米など。
昼食の前に、先日の続きで発酵鶏糞をコンポキャスターでまく。
遅い昼食。その後は、大豆の圃場で草刈り。
父は朝から一人で、来年度生産調整で小麦を播種する圃場で、培土板を使って溝切りをしてくれていました。ありがたいです。溝切り機(トレンチャー)をご近所の農家は使っておられる。うーむ、でもうちはまだ買えないなぁ。培土板でも充分溝は切れるのだが・・・。


『日本の名随筆別巻17 遺言』をアマゾンで買おうと思ったのだが、新本はなくて、古本が1899円からでした。定価は1800円なんですけどね。うーむ。こういうのは、都会の古書街だともっと安く手に入るのだろうけど、ま、いいということにしておこう。
この『日本の名随筆』は全部で200巻になっているのだが、もう20年ほど前?30年ほど前?に図書館で借りて、ずいぶん読みました。とてもおもしろかったのは憶えているのですが、何をどれだけ読んだのか、さっぱり憶えていない。だいたい個人的な楽しみだけで読んだわけではなかったので、それがいけなかったのかな。当時は100巻だけだったような気もするのだが。
高橋源一郎も競馬の巻の編者になっているのですね。いままで気がつかなかった。うーむ。


無農薬・無施肥の自然栽培の豆の圃場で、豆の鞘を割ってみたら、茶色の鞘の中から、青大豆は、緑色のきれいな豆が、鞍掛豆は、まだ少し早いので、ぷっくりとはしていないが、ちゃんと鞍が掛かった黒い模様が入っていました。あはははは。当り前のことなんだけど、うれしいものですな。もう少し実ったら、収穫して、塩茹でにして食べてみたいです(笑)。


MacOS X “Yosemite”にアップデートする。デザインの変更が一番大きいのかな?アイコン等が平面的なものに変わっています。メジャーアップデートですから、その他たくさんあれこれあるんでしょうけれど、もう、すっかり付いていけていません(笑)。ま、そのうちおいおいということにしたいと思います。
新しいiPadもすごく良さそうだけど、iMacの5kのやつ、なんだか、すごい。高精細の画面だけど、表示とか速いのかな?速いんだろうな。遅いわけがないですわな(笑)。


17日の日本農業新聞のコラム。
農村ならずとも、いま都市でも朝は小鳥の鳴き声がにぎやかだ。実をつけた樹木も多く、せっせとついばんでいる。冬に向かって体力づくりでもしているのだろうか▼シジュウカラや波打って飛ぶヒヨドリの甲高い鳴き声を聞くと、つい目で追いかけたくなる。ヒヨドリは秋から冬に平地に多くなり、ナンテンなどの実をついばみ、サザンカの蜜を好む。シジュウカラも黒いネクタイを締め、庭木によく降りてくる▼「鴻雁(こうがん)来る」の季節である。渡り鳥の越冬地で有名な宮城県の伊豆沼には先月からマガンが飛来、新潟県の福島潟にはオオヒシクイもやってきた。晩秋になって吹く北風を「雁(かり)渡し」というが、先日の季節外れの台風の南風にはさぞや戸惑っただろう▼落語「雁(がん)風呂」はちょっと物悲しい話。ガンは小枝をくわえ、海に浮かべて羽を休め休め、渡ってくる。箱館に着き、ようやく日本に渡ったと、松の木の下に枝を落としていく。春帰るときにはまた枝をくわえていく。土地の人は、残った枝に帰れなかったガンを思い、枝で風呂をたて供養する▼ツバメは南に帰り、代わりにガンが渡ってくる。鳥には国境がない。素晴らしい環境があれば、自由に飛んでくる。清少納言は連ねて飛ぶ雁(かり)は秋の趣と愛(め)でた。今では環境のバロメーターである。


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