現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

小麦の播種と弔辞と鞍掛豆の塩茹で



4日(火)
圃場の土がまだもう一つ乾いていないので、小麦の播種は明日に延期。
作業所の掃除や整理の一日。まだ籾の乾燥調整の後始末が全部終わっていなかったのだ。
激しく埃が舞い上がるので、なかなかつらい作業ではある。


夜は、奥さんと次男次女と食事に出る。と、いってもファミレスだけど。次男が、あっという間に、そばを4枚ぺろりとすすってしまったのには、おそれいったぜ。


5日(水)
ま、十分乾燥しているというわけではないが、ま、このぐらいなら、ということで切っている溝に水がついていない圃場から小麦の播種。

今日は天気がいいというか、雨は降るまいと思っていたのに、ま、なんというか、パラパラと朝と午後と一度づつ、降られてしまう。ま、たいしたことはなかったんだけどね。


ま、でも一日、トラクタに乗り、肥料や小麦を補給し続けて播種していたので、いささか疲労気味。明日も天気が良ければ、播種するぜ。


文芸春秋編『弔辞 劇的な人生を送る言葉』(文春新書)読了。おもしろかったです。
でも、あれですね。誰とはいいませんが、やっぱりよそゆき用の弔辞というのもあるんでしょうね。死ぬときには、学者も作家もカリスマ経営者も、ま、そういう肩書きは無になりますな。いや、死ねば無になるのは肩書きだけでないのですが。


さて、先日刈取って以来、乾燥させていた豆類ですが、十分、乾燥もしたようなので、鞍掛豆を塩茹でにしてみました。ええ、畑で無農薬、無施肥、無耕起で育てたやつです。これが、いやはや。うまいんですわ(笑)。なんだか若々しいのに、コクのある風味で(笑)。いえ、奥さんも、次男も次女もおいしいと、申しておりましたので、大丈夫だと思います。
夏は緑大豆の枝豆が大変好評でうれしかったです。今日はまた緑大豆の方の塩茹でを試してみる予定。


今年も、鞍掛豆塩茹でをビールで楽しむ動画を撮ってみたいが、とりあえず、机の上を整理整頓しなくては(笑)。


宮沢りえちゃん、かっこいい。僕だって、富士通のパソコンのcmに出てた、十代の宮沢りえを知っているけど、確かに、宮沢りえは、どこか謙虚なムードを漂わせていますよね。ゴージャス(?)だけど謙虚。劣等感とか試練とか、そういう言葉を、ひょいと普通に出してこられるのが、いいねぇ。いえ、劣等感と試練ばかりなので(笑)。笑っているけど、泣けてきちゃうぜ。