現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

日の出と浄化と大豆の出荷


19日(木)
今年の冬至は12月22日だそうだが、だんだん、日の出が遅くなってきて、目が覚めた時間では、外は真っ暗である。朝の散歩には、犬に連れられて毎朝いくのだが、これが、暗いうちにいくのは嫌いなのである。おもしろくないのだ。だって、なんにも見えないんだから。
それで。

明るくなってきてから散歩に出たいのである。
そうなると、夏には、歩き出すときには、太陽はすでに高く上がっているのだが、この時期だと歩き出してから上がってくるのである。日の出というのは、悪くないもんだよね。
太陽は、あらゆるものを浄化して昇ってきた。というようなことを書いたのは、ヘミングウェイだったか開高健だったか。そんなフレーズがふっと頭の中をよぎったりするのである。


午後は畦畔の草刈りに出る。何でこの時期に草刈りなんだと、お笑いの方もたくさんさんおられようが・・・。だって、すでに草は概ね枯れているし、雪が降って積もれば、ぺしゃんこになっちゃうのに、と。
あなたの意見は正しい。しかし、悲しいことだが、枯れ草でも、そこに草があると、誰かがゴミを捨てたくなるらしいんだな。きれいにカットされた畦畔とか道路脇の法面だと、ゴミは捨てにくいが、枯れていても草があると、その中にゴミを捨てる輩がいるんだな。ジュースやコーヒーやビールの缶。コンビニの弁当の弁当殻。マクドナルドのお持ち帰りのあれこれ・・・などなど。
まったくやりきれないというか、悲しいことだが、そのままにしておくわけにもいかず、拾わなければならない。苦肉の策として、枯れ草でも短く刈るのだ。


夜は寄り合い。田んぼの集積のことについて。


20日(金)
午後から晴れてくる。大豆の出荷。ま、大豆の乾燥やら出荷はまだまだ続く。


うちの田んぼの隣の畑でなんだかとても背の高いきれいな花が咲いていた。僕の身長の倍くらい?あるような高さだ。調べてみたらどうも皇帝ダリアという花らしい。木立ダリアとも呼ばれるらしい。なるほど。木立とも言えないこともないような。


昨日の日本農業新聞のコラム。