現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

除草機のナイフの交換と除草、そして有機栽培の中耕除草とモンシロチョウとイシガメ


18日(土)
 朝のうちしばらく雨。その後、晴れてくる。


 雨が上がって10時ごろから田んぼに出て昨日の続きで畦畔の草刈り。その後、田回りをして、昼食。
 午後は自走式の畦畔用草刈り機のナイフを新品に交換する。こうして写真に撮って比べるとずいぶんすり減ってしまっていますね。
 それからまた田んぼの畦畔の草刈りに出る。
 夕方、同じ村のNさんがトラクタにオフセットモアを付けて草刈りに出てこられたのだが、僕も草刈りをしているのを見て、うちの田んぼの道路際の法面をずいぶんと刈ってもらう。ありがたい。おかげでずいぶん楽になりました。


 そんなこんなでたくさん草刈りをしたので、いささか疲れる。自走式の畦畔用草刈り機は長男が運転していたのだが、最後の最後に「なんか壊れた。」と言う。よく見るとウイング側に動力を伝えるコネクタが外れてしまっているし、振動のせいか、あちこちネジが緩んでいたり、外れていたりしている。うーむ。ま、この機械も長らく使っていて、大活躍してくれているので、それそろあちこちに疲労がたまってきているのは間違いない。調べてみたら平成24年(2012年)の3月に買っているので、もうまる8年使ってきたことになる。うーむ。


 草刈りをしていたら、モンシロチョウが4匹、ヒメジョオンで戯れるように飛んでいる。スマホで撮影しようとしたら、一匹はどこかに行ってしまいましたが、三匹がパタパタと飛んでくれました。ウレシイ。


モンシロチョウ20200718



 田回りをしていたら、田んぼみちでイシガメを見つける。のそのそと歩いていた。捕まえてみたら、首や手足、尻尾を縮こめて出てこない。ま、しようがないので水路に放してやる。途端に首を伸ばして泳いでいきました。このイシガメは竜宮城を知らないのかな?いや、まあ、子供たちにいじめられているカメを助けてやらないと、竜宮城には案内してくれないのかな?ま、別に案内してくれてもくるしゅうないのだが・・・。


イシガメをみつける20200718



19日(日)
 朝から晴れて青空。うーむ。梅雨明けのような気配。この時期、7月19日だし、晴れると猛烈に暑い、というか蒸し暑い。そんな中今日は村の総出の草刈りと東川の藻上げ。2時間半ほどの作業でしたが、全身汗でずぶ濡れになる。帰り道に大豆の圃場を見回って、家に帰ってシャワーを浴びる。


 昨日も雨が降らなかったし、今日は朝から夏の陽射し。これならちょっと大豆の中耕除草ができるかもしれない、と駄目元でトラクタに中耕除草のカルチを付けてやってみることに。一番乾いていそうな有機栽培圃場から。なんとかいけそう。
 というわけで、午後は有機栽培の大豆の中耕除草。ほんとうは土かけもしたかったが、この長雨でどうも発芽が思ったほどでもないし、生長ももう一つという感じなので、とりあえず条間の中耕除草。畔裏のところで土が湿っていてトラクタが沈むところもありましたが、なんとかできました。
 明日はいつから雨が降るかわかりませんが、慣行栽培の圃場でも中耕除草する予定。こちらは除草剤を散布してあるのですが、長雨でだいぶ草が生えてきています。
 トラクタは長男が操縦してくれて、僕は鍬仕事をしたのですが、一番暑い時間帯に出て作業をしたので、またもや大汗をかき、脱水症状気味になったのか、身体の筋肉のあちこちが攣るという事態に。やれやれ。ま、午前中の作業もありましたしね。あわててコンビニで冷たいポカリスェットを買ってきて、がぶ飲み。気分的には落ち着きましたが、腕の痙攣はおさまらず。


 大豆の圃場で大きな石をいくつも拾って、軽トラに積んでおいたので、仕事終わりに、例の畦畔に大きな穴ができているところに入れてみた。けっこう拾ってきて、入れたつもりだったが、まだ穴の1/3も埋まっていない。いや、大穴なんです。やれやれ。田んぼに影響が出ないうちになんとかしなくては。


有機栽培の大豆の圃場の中耕除草