現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

草刈り三昧と大型イモムシ


 今日も曇り空。で、午後は少し雨。今週の頭には来週は梅雨明けの気配が・・・という気象予報士さんのコメントもあったけど、金曜日の今日は梅雨明けは今月末か、来月の頭かも、というコメントに変わってきている。やれやれ。大豆の中耕除草はどうなるんだ?うーむ。
 今日午前中、隣村では大豆の播種をやっておられたけれど、うまく発芽してくるのかな?


 というわけで、今日は長男と二人で畦畔の草刈り三昧。午後の雨さえなければもう少しできたはずだけれど・・・。


 ナスビのドボ漬け。このあたりでは今でもナスのことをナスビと「ビ」をつけて呼びます。この「ビ」はなんだろう(笑)。




 昼食後に冷蔵庫にあった桃を洗って(今日は包丁で皮をむいて)かぶりつく。したたる汁。うまい。愉悦ですなぁ。



 タイトルにもあるように、この後に、大型イモムシの写真が出てきます。たまにイモムシを見ると「目が回る」「気分が悪くなる」「逃げ出したくなる」「気を失う」という方がおられるようです。あらかじめ予告しておきます。ご注意、願います。と、目が回らない僕は気を回すのでありました(笑)。


 朝、プランターグリーンカーテンに久しぶりに少し水やりをした奥さんから「ちょっと来て!」と呼ばれる。ま、こういうときは何かよくないことが起きていることが多いのだが・・・。
 観ると、プランターグリーンカーテンの夕顔の一本の葉がすべて齧られたのか、見事に葉がなくなっている!

 「あらま!、どういうこと?」
 「下の方に虫がおる!」

 「あ、こいつかぁ!」けっこうでかい!ガッチリと蔓を掴んでますな。イモムシですな。何のイモムシかな?
 「どっかやっといて!」と声がとんでくる。こいつ一匹で全部食べてしまったのだろうか?よーく観ると黒い糞がたくさん落ちている。うーむ。たくさん食べてたくさん出しましたな(笑)。さらによく観ると、もう二匹、おなじようなでっかいのを見つけました。どうもこの三匹で一本の葉を食べ尽くしたようですな。スゴイ食欲だなぁ。雨やバタバタで気がつかなかったのか。

 手の上に載せてみると、丸々と太って、重さも感じる(笑)。奥様の言いつけとあってはどこかに行ってもらうしかない。仕方がないので家の裏の川の側の雑草の中に三匹とも置いた。でもこういうイモムシは食べる草がだいたい決まっているので、どうなるだろう?しばらく飢えることはないと思うけど。ウロウロしていると鳥に見つかってしまうかも。
 『イモムシハンドブック』で調べてみたら、どうやらエビガラスズメのようだ。サツマイモ、ヒルガオアサガオ、ヨルガオ、ルコウソウを食べる、とありますね。何故かユウガオがありませんが、間違いないでしょう。終齢幼虫ですね。写真と同じ緑色の個体でしたけど、茶色のもあるんですね。なるほど。