現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お正月の三が日と板前さんに教えてもらう酒の肴

下田徹『銀座の板前が教える酒の肴のコ

1日(金) 元旦
弟一家が帰ってくる。飲んだり食べたり。


2日(土)
終日、ごろごろ。


3日(日)
奥さんの実家に挨拶に行き、飲んだり食べたり。
たくさん、僕の好物を並べていただく。ありがたいことでした。


しかし、なんだな、去年の正月は大雪だったけど、穏やかな暖かい正月の三が日でありがたい。雪がないのはほんとに動きやすいな。


毎年、お餅をついて鏡餅を丸めるんだけど、上に乗っけるミカンも家の庭のミカン。


それから今年も箱根駅伝を観てしまう。ま、つまみ食いのような見方でありましたが。いろんな涙をさそうエピソードを拾ってきて、それがいろんなアナウンサーによってちりばめられるんだけど、ま、それもいいけど、でもほんとうのところは、そんなのはいらないですけどね、タスキをつなごうと走っている選手やそのサポートをしている選手をじっと見ていると、なんだかあれこれ思ってしまって感激してしまうなぁ、僕なんかは。


年末に机回りの整理整頓やら掃除をしていたら、下田徹『銀座の板前が教える酒の肴コツのコツ』(祥伝社新書)が出てきて、正月に読んでいました。おもしろかったです。新書の帯には「サマバケにはこの一冊夏の祥伝社新書フェア」とあるので、夏に買ったままになっていたのですね。東京の銀座は一度も歩いたことがないので、銀座の割烹にも無縁で(僕の人生にはいろいろ無縁があります。)、銀座の板前さんがおしえてくれることに、どういう意味があるのかはよくわからないのですが、でも日常の冷蔵庫にあるもので、デパ地下やスーパーに売ってあるもので、簡単にできておいしい酒の肴を作るというのは、なんだかうれしいし、ちょっとワクワクもしますね。うちの奥さんもたまにスーパーで刺し身というかお造りを買ってきてくれますが、すでに切られて発泡スチロールの容器に盛りつけられてラップがかかっている状態のものなんですが、サクで買ってきなさい、で、ささっと自分で切って皿に盛りつけなさい、とおっしゃる。包丁はすーっと手前に引きなさい、と教えているのだが、これが、あーた、やってみたくなりますわな。もちろん包丁やまな板も注文をつければキリはなかろうが、とりあえず家にある包丁とまな板で、すーっと手前にゆっくり引いてお造りにしてみたい気分になってきましたな(笑)。
あと奴の各種。あと焼き物、炙り物もやってみたくなりました。こういうのはその気にさせるのが大事ですからね。ま、これまでも壇流も池波流もざっと読んでおもしろかったのに、なかなか台所に立ててないのだけれど。


というわけで、今年も、ぼちぼちとのんびり更新していきたいと思います。お付き合いしていただければうれしいです。