現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ベン・アフレック監督『アルゴ』(2012)を観る

ベン・アフレック監督『アルゴ』(2012)


お昼前まで雨。その後は曇り。
午前中は、明日の川掃除の準備など。
午後、iTunesで、ベン・アフレック監督『アルゴ』(2012)を観る。うーむ。なかなか全編緊張感が流れています。楽しめました。
イラン革命が起こったのは1979年。パーレビ国王がすったもんだの末、アメリカに逃げ込みました。で、テヘランアメリカ大使館の占拠事件が起きました。ホイメイニ氏がイスラムの掟にのっとった政治をする、ということでした。当時、僕は高校3年生の時で、すでに部活動も終わっていて、学校の帰りはいつも友達とウダウダと話をしながら自転車で帰っていたのだが、その中の誰かが「しかし、今の世の中で、西欧の文化や価値観に沿わずに、イスラムの価値観だけで国づくりをして、そんなん、いつまで続けられるンやろ」と誰かが言ったのを覚えている。するとまた誰かが「イランは、よっぽどアメリカが嫌いみたいやけど、アメリカがいったい何をしたんや?」と言ったのも覚えている。もちろん誰も答えは持ち合わせていない。僕も黙って話を聞きながらペダルを漕いでいた。というか、僕は何も考えていなかったので、そういうことを言う友人たちに感心していたのだが。
映画『アルゴ』は、まあ実話とはいささか違うようだが、まあ、当然だけれど、さりとて痛快娯楽大作映画というわけでもないし、35年以上たった今でも中東のあたりは落ち着いてないし、観終わってすっきりするというわけでもない。第85回アカデミー賞作品賞受賞らしい。


辻井農園のHPをほんの少し更新しました。「お客様の声」も。あとはどこが変わったのか、わからないくらい。


お昼に母が近所からサンシュユの花をもらってきたようだ。きれいなのでお墓にもあげてくるという。明日が春分の日。お彼岸である。